“推し”と“ダンス”が原動力。4カ月間の韓国留学を振り返る加地来美さん-留学帰国報告会レポート-

“推し”と“ダンス”が原動力。4カ月間の韓国留学を振り返る
加地来美さん-留学帰国報告会レポート-

公開日:2025年5月29日

#留学帰国報告会

5月23日(金)、韓国から帰国した学生による『留学帰国報告会』が開催され、多くの学生が参加しました。今回、韓国・明知大学校への交換留学を経験した人間社会学部心理社会学科3年生の加地来美さんが、自身の体験を語ってくれました。

高校時代からの「推し活」がきっかけに

加地さんが韓国に興味を持つようになったのは、高校生のとき。「“推し”のダンサーのレッスンを受けてみたい」という想いから、初めての韓国留学を決意しました。当時は韓国語の理解が追いつかず、歯がゆい思いも。しかし、現地での交流を通して言語の楽しさを感じ、「もっと韓国語を学びたい」と思うように。

2度目の留学。今度は“交換留学”というかたちで

進路を選ぶ際には「 “韓国語で”学ぶ」より、「“韓国語を”学びたい」と考え、日本の大学への進学を決意。なかでも、交換留学制度が充実している流通科学大学を選びました。そして大学2年後期、再び韓国へ赴き、今回は明知大学校の交換留学生として約4カ月間、現地での生活を送りました。

留学生活で感じた“成長”と“実感”

明知大学校では、韓国人学生と留学生がペアになる「バディ制度」や、文化体験プログラムなど、国際交流の機会が豊富。加地さんも積極的に参加し、今でも連絡を取り合う友人もいるそうです。

加地来美さん

自身の体験を報告

また、高校時代に苦戦したダンスレッスンにも再チャレンジ。今回は先生の韓国語の指示がしっかり聞き取れ、「語学力が伸びている」と実感できた瞬間だったと語ってくれました。

現地の“リアル”も共有

報告会では、留学にかかった実際の費用や手続きについても詳しく紹介。英語圏からの留学生も多く、提出書類は英語が主流だったことも驚きのひとつだったといいます。

また、帰国後に韓国語能力試験(TOPIK)を受験し、6級を目指して今後も勉強を継続する決意を語ってくれました。さらに英語力の向上にも意欲的で、将来は韓国をはじめ海外でも働けるようなキャリアを思い描いているとのことです。

留学実現までの苦悩と、支えてくれた人たち

加地さんは大学入学時から「絶対に韓国に留学したい」と強い気持ちを持っていたものの、実際の行動に移すのが遅くなってしまい、教務課に相談したのは申込締切が迫ったタイミング。「もう間に合わないかもしれない」と半ば諦めながら相談したところ、「これからでも行ける大学を一緒に探しましょう」と、教職員が親身に対応してくれたそうです。

無事に交換留学が決まった瞬間は、「とにかく安心した」と笑顔で語ってくれました。

最後に

加地さんが話してくれたのは、語学や異文化への興味、そして一歩を踏み出す勇気の大切さ。夢をかたちにするためのリアルな体験談に、参加した学生たちも大きな刺激を受けたようです。

話を聞く参加学生

「夢の種プロジェクト」について

流通科学大学では、学生一人ひとりの「なりたい自分を発見する」ために、夢の種プロジェクトを実施しています。

挑戦の内容は、留学、資格取得、ビジネスプランの実現、地域活動など多岐にわたり、学生自身が考える“夢のかたち”を柔軟に支援しています。

今回紹介した加地さんにとって、韓国語こそが“夢の種”

韓国語との出会いが加地さんの将来の目標につながっています。

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