BRANCH神戸学園都市テナント会と包括連携協定を締結
公開日:2025年7月16日
2025年7月7日(月)、流通科学大学とBRANCH神戸学園都市テナント会は、観光振興と地域経済の活性化に向けた包括連携協力協定を締結しました。
地域と大学が手を取り合い、観光振興と教育を未来へつなぐ
本協定は、地域資源を活かした観光振興、経済活性化、教育・文化の推進、人材育成、福祉の増進といった多様な分野において、大学と地域が相互に連携・協力し、地域社会の持続的発展と大学の教育機能の強化を図ることを目的としています。
「学園都市」の名にふさわしい取り組みへ
調印式には、流通科学大学・清水信年学長をはじめ、人間社会学部・学部長 西村典芳教授、人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授が出席。
清水学長からは、学生たちにとって地域と関わる“実践の場”が得られることへの感謝が述べられるとともに、「“学園都市”の名にふさわしい取り組みを、地域とともに形にしていきたい」
と、この協定にかける想いが語られました。西村人間社会学部長は、実践の場が学生たちの学びに与える大きな影響とその重要性について、自身のゼミの活動を例に挙げながら紹介。「この協定をきっかけに学生たちの学びが飛躍することに期待する」と挨拶を締めくくりました。
ハロウィンを“文化”として再構築する学生たちの挑戦
道前美佐緒准教授が率いる道前ゼミでは、2025年10月26日(日)開催予定のイベント『Halloweenの原点 ~ゴーストリー・アイルランド~』に向け、企画・運営に関する実践的な学習をスタートさせています。
ゼミを率いる道前美佐緒准教授は、「“仮装を楽しむ日”として定着している日本のハロウィンを、“家庭で祝う祝祭文化”として再構築したい」と、文化的視点からハロウィンをとらえ直す意義を語りました。
『Halloweenの原点』企画概要
〜民俗学の視点から地域に“文化としてのハロウィン”を伝える〜
装飾テーマ:「森の広場」を祝祭空間へ
期間 | 2025年9月20日(土)〜11月3日(月・祝) |
---|---|
内容 |
|
Halloween Wedding 〜民俗文化と新しいセレモニーの融合〜
日時 | 2025年10月26日(日) 13:00〜 |
---|---|
場所 | BRANCH神戸学園都市「森の広場」 |
内容 |
|
実践の中で育まれる「地域を見つめ、文化を伝える力」
本取り組みは、イベント運営にとどまらず、“祝祭”や“文化”のあり方を問い直す学びの実践でもあります。
「民俗学的な視点から現代社会の行事を捉え直す」「地域資源を活かし、家族の記憶に残る空間を創出する」–
そんな視点を持つ学生たちが、地域とともに歩むイベントづくりにチャレンジしています。
流通科学大学では、今後も地域と連携した教育・研究活動を通じて、学生の成長と地域社会の活性化を同時に実現する取り組みを進めていきます。