生理の不快感や悩みに着目。薮野ゼミが既存製品を元に新たにサニタリーショーツを企画

生理の不快感や悩みに着目。薮野ゼミが既存製品を元に新たにサニタリーショーツを企画

公開日:2025年8月22日

カフカ株式会社との産学連携1

今年3月より愛知県名古屋市に本社を置くカフカ株式会社との産学連携プロジェクトに取り組んできた商学部マーケティング学科・薮野祥太講師のゼミが、8月5日(火)に最終発表を行いました。

消費者行動論をベースにマーケティング戦略を学ぶ

マーケティング・消費者行動・SNSをテーマに活動している薮野ゼミ。
座学だけでなく、積極的な社会共創プログラムへの参加を通じて、消費者理解に重きを置きながら、(SNSを含む)マーケティング戦略について学んでいます。

アパレルOEM・ODMを行うカフカ株式会社の新製品企画に挑戦

今年度も、さまざまな社会共創プログラムに取り組んでおり、そのひとつが今回のカフカ株式会社との産学連携プロジェクト。中高価格帯の婦人服・子供服を得意とするアパレルOEM・ODMを行う同社の既存製品をもとにした新製品企画に、中京大学の浜田ゼミと合同で取り組んできました。

生理の不快感や悩みに着目し、『サニタリーショーツ』を企画

今回、両ゼミが挑戦したのは、サニタリースパッツとレディースリクルートスーツの商品企画。薮野ゼミでは、2グループに分かれてサニタリースパッツの企画に取り組みました。

2グループが選んだ製品は、同社の『Angelite』というサニタリースパッツ。
「女性が生理のことを気にせずに、自由にのびのびと暮らしてほしい」という願いが込められた同製品の機能を生かしつつ、新たな製品として『サニタリーショーツ』を企画しました。

カフカ株式会社との産学連携2

既存製品・サニタリースパッツの機能は生かし、課題は解決

6月に行われた中間発表での指摘やアドバイスを踏まえ、企画内容をブラッシュアップ。この日の最終発表に臨みました。
両グループとも、生理の不快感や悩みに着目し、生理用品の使用状況や課題、生理中の悩みなどのデータを元に、具体的なターゲットを設定。また、『Angelite』の現状分析も行ったうえで、それぞれが新たな商品を考案。商品の概要をはじめ、特徴や強み、他社製品との差別化ポイントについて紹介しました。

結果発表では、1位・2位を独占!

カフカ株式会社との産学連携3

両大学全5グループが参加した今回のプロジェクト。最後の結果発表では、1位・2位を薮野ゼミが獲得するという快挙となりました。
参加したゼミ生10名が、今回の取り組みを通して身につけた力は、それぞれ違います。それでも、この半年のなかで得た気づきや学びは、今後につながる貴重な財産になったようです。

参加した学生のコメント

「今回のプロジェクトでは、理論的視点に加えて企業様から実務的な意見をいただき、より良い製品に仕上げる難しさを実感しました。説得力ある提案を目指し、早い段階から改良の方向性を定められたことが良かったと思います。最終発表では、メンバーそれぞれが担当箇所を練り上げ、完成度を高められたと感じます」

「3月中旬から始まり、約5ヶ月弱の間、カフカプロジェクトに取り組んできました。今回のプロジェクトは、既存のサニタリースパッツに関する改題を解決できる新しい製品を提案するという内容。このプロジェクトを通して、特にプレゼンの力が身につきました。相手に新製品の良さを伝えると同時に、私たちの提案に納得していただくために必要な根拠を用いることやストーリーのつなげ方を学ぶことができました」

薮野ゼミでは、ゼミ活動の様子をInstagramで発信しています

薮野ゼミInstagram:https://www.instagram.com/yabunozemi_1/

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