前川ゼミが企画立案&実施!
ロック・フィールドの“営業職の魅力”を伝える就活イベントコンテンツ
公開日:2025年9月5日

キャリア形成と能力開発をテーマに、研究と実践活動の両立を目指す人間社会学部人間健康学科・前川明准教授のゼミ。
毎年、企業や地域社会と連携したさまざまな社会課題解決プロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
今年度前期には、3年生が積水成型株式会社と連携。既存商品を使った新たな商品・サービス開発に取り組みました。
そして後期は、ゼミ活動がスタートしたばかりの2年生が、惣菜の製造・販売を行う中食業界のリーディングカンパニー、株式会社ロック・フィールドとの課題解決に臨みます。
8月26日(火) キックオフ(職場見学会)

キックオフとなった8月26日(火)には、ゼミ生14名(うち1名は4年生)が、神戸市東灘区にある神戸ヘッドオフィス(本社)を訪問。同社の事業や営業職の仕事について理解を深めました。
大学コンソーシアムひょうご神戸の【企業課題解決プログラム】
本プロジェクトは、大学コンソーシアムひょうご神戸が主催する【企業課題解決プログラム】。株式会社ロック・フィールドとマッチングした前川ゼミが、『活躍人材採用のために営業職の魅力を伝えるためには?』をテーマに課題解決に取り組むものです。
“営業職”についての理解を深める

この日はまず、同社の担当者の方から、中食業界の定義や惣菜の市場規模、同社の理念や価値観、展開ブランドなどについて説明を受けました。そのうえで、“営業職”についてより具体的に学んだゼミ生たち。BtoBやBtoCといったビジネス形態から見る営業職、『ロック・フィールドの営業職』とその特徴、強みについて理解を深めていきました。
オフィス内に店舗!? 実際の業務を間近で見学
続いて、オフィス見学ツアーへ。
「使われなくなった巨大な物流倉庫を最新の食品工場に生まれ変わらせる」という考えのもと、建築家・安藤忠雄氏によって設計管理されたこのオフィス・ファクトリー。


ガラス張りの開放的なオフィスを歩きながら、さまざまな部署で仕事をする皆さんの様子を見学しました。また、店舗と同じショーケースや厨房設備を備えた施設では、目の前のさまざまなお惣菜に「おいしそう!」と、興味深そうに見入る姿も。従業員レストラン(食堂)では、同社ならではといえる“サラダバー”の存在に羨望の眼差しを向けていました。
限られた時間ではありましたが、実際の業務を間近で見学できたことは、同社への理解を深める良い機会となったようです。
個人&グループワークで考えた“営業職のイメージ”
続いて、ゼミ生たちが取り組んだのは、『学生視点で見る営業職とは』をテーマとしたグループワーク。まず、一人ひとりが『今感じている営業職のイメージ』や『営業の仕事から感じる面白さ』『ロック・フィールドの販売の面白いところ』などについて、個人ワークを行いました。その後、それぞれの意見をグループで共有し、全員の意見をまとめ、グループごとに発表。同社の方は「視点がおもしろい」と評価されていました。

『営業職の魅力』が伝わる就活イベントコンテンツを企画
そして最後に、改めて本プロジェクトのテーマ『活躍人材採用のために営業職の魅力を伝えるためには?』について説明がありました。
今回のプロジェクトの最終ゴールは、『ロック・フィールドの営業職の魅力』を捉え、実際に就活イベントで実施できるコンテンツを企画・実施すること。
来年1月の最終発表に向け、学生だからこその視点で、同じ学生である“就活生”が『ロック・フィールドの営業職』を魅力に感じるコンテンツを考えていきます。