「話すチカラ」で未来を変える。
学生課外活動団体“Libro”が高校との連携活動を展開
公開日:2025年11月21日

流通科学大学の学生課外活動団体 「Libro(リブロ)」。
「話すチカラで未来を変える!」を活動キーワードに、プレゼンテーション力・発声力・表現力の向上を目的とした取り組みを行っています。
近隣の高校放送部との合同練習。互いに刺激し合い技術力を磨く
10月から11月にかけて、神戸星城高等学校、伊川谷北高等学校(神戸学園都市高校)、東播磨高等学校の放送部の皆さんと、本学RYUKA HALLにて合同練習を実施しました。
秋に開催される総合文化祭放送部門(新人戦)への出場を控え、アナウンスや朗読の技術向上に向けて練習に励んでいる高校生たち。一方、Libroの学生たちも、大学で学んだ話し方・表現の技術を活かしながら、高校生たちとアドバイスを交わし合い、より高いレベルを目指しました。

参加した齊藤 蓮さん(人間社会学部観光学科2年)は、「大学に入ってアナウンスや朗読をはじめたので、上手な人の実技を見るのはとても勉強になります。年齢に関係なく、学ぶ姿勢を大切に今後も上達していきたいです」と意気込みを語ります。
神戸北高校で講演会開催 ― 「伝えるってどういうこと?」
11月13日(木)には、神戸北高等学校(神戸市北区)にて、2年生140名を対象とした「総合的な探究の時間」の一環として、Libroの学生たちが講演を行いました。


授業の前半では、Libroの技術指導を担当する本学職員が登壇し、プレゼンテーションで大切な『伝える力』について講義。「プレゼンは資料の作り方よりも、“きちんと伝える”ことが重要です」との言葉に、高校生たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
後半は、Libroの学生たちが登壇し、大学図書館の魅力を紹介する「ライブラリーツアー」を実演。話すテンポやトーン、聴き手を惹きつけるトーク技術を体感した高校生たちからは、「フリートークの意識が変わった」「自分の発表にも生かしたい」といった声が寄せられました。
一方、Libroの小泉慶次さん(商学部 マーケティング学科2年)は、「日ごろの活動の成果を発揮できました。“一つのことを探求する力”と、それを伝える“話すチカラ”の大切さを感じてもらえたと思います」と自信をのぞかせました。
地域とともに育む“伝える力”
Libroは、学生自身が学びの場を広げ、地域や社会との関わりの中で実践的にスキルを磨く団体。近隣の高校放送部との合同練習会のほか、各種行事のイベント司会やNHK全国大学放送コンテスト出場に向けて、日々技術向上を図って活動に取り組んでいます。
また、こうした高校や地域施設との連携を通じて、次世代の表現者・コミュニケーターとしての成長を目指しています。
今後も流通科学大学では、学生たちが主体的に社会と関わりながら、自らの成長を実感できる学びの場を積極的に支援していきます。








