「アントレプレナーシップの醸成」を目指し
自己発見とキャリア開発の成果発表として『ピッチコンテスト』を実施
公開日:2025年11月28日

11月19日(水)、初年次教育の基幹科目「自己発見とキャリア開発」にて『ピッチコンテスト』を実施。1年生は、後期授業開始からアントレプレナーシップ教育に取り組み、その成果を4分間のスモールピッチにまとめ、外部審査員を含む4名の審査員とフロアーからの投票により、最優秀ピッチを選出しました。
「ビジネスパーソンの育成」と親和性の高い
アントレプレナーシップ(Entre Comp)の醸成を目指したプログラム
「ビジネスパーソンの育成」を目指し、その資質、能力、態度を育成する本学。アントレプレナーシップ教育との親和性はとても高いと言えます。
初年次教育では「ビジネスパーソンに必要な能力の基礎」の育成を目指し、2年次以降に本学の教育の特徴の一つである「社会共創活動」にうまく接続できるよう、カリキュラムを編成しています。
「多くの人が、多くのお金を使うビジネスアイデア」の創造
コンテストに出場したのは、各クラスから選出された代表の1グループ。計22チームが2ブロックに分かれてピッチを行いました。
ピッチのテーマは『ベースアイデアの〇〇を10倍にする』。
ベースアイデアは「メンタルヘルスとAI」「語学学習とAI」「メッセージアプリとAI」「宅配冷食」「スキマバイト」など、大学生の生活に関連する5つの既存サービスになります。各チームが選んだベースアイデアの“何か”を10倍にした『ビジネスアイデア』を、顧客の課題、解決策、MVP、顧客の引き合い、市場規模の項項目を中心に、4分間のピッチを行いました。

ビジネスの世界では「多くの人が、多くのお金を使うビジネスアイデア」が良いアイデアとされています。学生らも、良いビジネスアイデアとなるよう、調査を実施して顧客の課題を探索。MVPを作成してセールスインタビューを行い、深い顧客の課題を発見するなど、限られた時間の中で可能な限りの準備をしてピッチを行いました。
緊張した表情で壇上に立った各チームのメンバーたち。なかには、タイムオーバーで途中終了となり悔しい思いをしたチームもありましたが、どのチームも初めてとは思えない堂々とした発表を行っていました。
4名の審査員がピッチを審査。最優秀賞チームを選出


各チームのピッチを審査するのは、清香里ヌヴェール学院学院長・常任理事の池田靖章氏、株式会社教育と探求社大阪営業所所長・宮北純宏氏と細川凌平氏、清水信年学長の4名。最後の講評では、学生たちのアイデアへの評価とともに、今後のさらなる成長に向けたアドバイスが伝えられました。そして、いよいよ結果発表。各ブロックごとに最優秀賞チームが選出され、清水学長からトロフィーが授与されました。
表彰式で受賞チームが語ったクラスの仲間への感謝

コンテスト終了後には、各ブロックの最優秀ピッチ受賞チームと、そのチームを選出したクラス全員が参加して表彰式を実施。改めて、両チームに表彰状が授与されました。受賞挨拶で、教員や仲間への感謝とともに今後の抱負を語った、各チームの学生たち。この経験を、2年生からのさまざまな活動に生かしてほしいと思います。
流科大の初年次教育と育まれる力
初年次教育の基幹科目である「自己発見とキャリア開発」は、全学部学科横断、留学生混合による小クラス編成が特徴です。その特徴を維持、発展しながら、2025年度はカリキュラムを一新。その背景となった理論と実践が「プロティアン・キャリア」と「アントレプレナーシップ教育」です。インプットからアウトプットを中心に。そして、受動的な講義から経験を重視した能動的な学びを中心にしたプログラムに変化しました。
本学が目指す「ビジネスパーソンの育成」の入り口は、このような教育活動によって成り立っています。
卒業認定・学位授与の方針(2025年度以降入学者)
https://www.umds.ac.jp/academics/university-policy/u-diploma-policy2025/
最優秀ピッチ受賞チーム
K-03クラス
K-28クラス









