山口ゼミがネスタリゾート神戸と連携。テーマパークビジネスの課題に挑む

山口ゼミがネスタリゾート神戸と連携。テーマパークビジネスの課題に挑む

公開日:2025年12月22日

ネスタリゾート神戸と連携1

スポーツやイベントを通じて社会を学び、社会人基礎力や研究力を育むことを目的に活動している人間社会学部人間健康学科・山口志郎教授のゼミ。プロラグビーチームやプロバレーボールチームとの連携活動や神戸マラソンでの調査などを通して、実践的なスキルの習得に努めています。

ネスタリゾート神戸が抱える課題を見つけ、解決策の提案へ

そんな山口ゼミが、今秋から取り組んでいるのが、兵庫県三木市にある総合リゾート『ネスタリゾート神戸』との社会共創プロジェクト。同施設が抱える社会課題の解決策への学生視点での提案とともに、現場での体験を通じてスポーツ・観光・イベント・テーマパークビジネスの実践的な知識と課題解決能力を養うことを目的としています。

中間報告で現状のアイデアを提案

プロジェクトのキックオフから約2カ月後の12月11日(木)、株式会社ネスタリゾート神戸の担当者3名を本学に招き、中間報告を実施しました。

ネスタリゾート神戸と連携2

9月に同施設にて行われた導入研修で、事業概要や地域課題について理解を深めたゼミ生たち。続いてフィールドワークを通して、自分たち自身で施設を観察・調査し、課題を見つけていきました。以降、フィールドワークでの調査結果を整理・分析。改善に向けたアイデアを議論し、この日の中間報告に臨みました。

「分析」「ブランド体験強化」「空間」「待ち時間」のテーマごとに発表

中間報告は4チームに分かれて実施。最初のチームが、調査および分析結果について報告し、続く3チームがそれぞれ「ブランド体験強化班」「空間」「待ち時間」をテーマに、課題と解決策について提案しました。現地での調査に加え、学内でさまざまな視点からアンケート調査を実施。その結果から、「世界観」を共通項とした3つのテーマカテゴリーを設定し、改善に向けて議論を重ねて導き出した渾身のアイデアを発表しました。

ネスタリゾート神戸と連携3
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高い評価を受けた現状把握力とアイデアの発想

提案を聞いた担当者の方々は、ゼミ生たちの現状把握力やアイデアの発想、視点について高く評価されていました。一方、アンケート調査の項目について「もう一歩深掘りした結果があるとなおよかった」と指摘も。また、最終報告に向けて、「実現の有無に関係なく、もっと学生ならではの自由は発想でアイデアを考えてみてほしい」と、全チームにアドバイスされました。

「実際のビジネスレベル」と学生を賞賛。最終報告に期待

最後の挨拶で、「学生のゼミ活動の域を超え、実際のビジネスのレベル」と、ゼミ生たちの提案を評価した担当者の方々。ゼミ生たちは、この言葉を自信に、この日いただいたアドバイスを改めて整理し、来年2月に予定されている最終報告に向けて提案をさらにブラッシュアップしていきます。

ネスタリゾート神戸と連携5

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