SDGsを起点に、学生の問いが企業提案へ
後藤こず恵ゼミが東ハト本社で企画プレゼンテーションを実施
公開日:2026年2月13日

2026年2月3日(火)、東京・池袋にある株式会社東ハト本社にて、商学部マーケティング学科・後藤こず恵ゼミに所属する学生2名が、SDGsをコンセプトとしたギフト商品の企画提案を行いました。
本提案は事業の抜本的な再構築と自走化を支援する株式会社YRK andの前野恵氏から、約1年にわたり継続的な伴走支援を受けながら磨き上げてきたものです。学生たちは、社会課題への問題意識と企業活動としての実現性の両立を意識しながら、企画立案に取り組んできました。
当日は、常務取締役(マーケティング本部・購買本部担当)である丸山和浩氏が対応。『暴君ハバネロ』など数々のヒット商品を手がけてきた商品開発のキーパーソンから、直接フィードバックを受ける機会となりました。
丸山氏からは、「社内からはなかなか出てこない視点」との評価に加え、「大学が持つリソースを活かした新商品仮説としても成立しており、現段階ではプロモーションとして市場への訴求も可能だと考えられるのでは?」との見解が示されました。また、SDGsの観点をさらに掘り下げることで、企画の説得力と実現性が一層高まるとの助言をいただきました。
多様な背景をもつメンバーで挑んだ、企画づくりのプロセス
今回の企画は、日本人学生と留学生が混在するチームで進められました。文化的背景や価値観、言語表現の違いがあるなかで、「何を課題と捉え、どんな価値を届けたいのか」をすり合わせていくプロセスそのものが、企画の質を高める重要な工程となりました。
限られた時間の中でメンバーが集まり、意見を出し合い、何度も方向性を見直す。そうした積み重ねのなかで、学生たちは「伝わる企画」とは何かを体感的に学んでいきました。
提案に臨んだ後藤ゼミの学生たちは、今回の取り組みを次のように振り返っています。
「半数以上が留学生だったので、意見をまとめるところから苦労しました。何をどう伝えたいのかを聞き取り、整理する時間が必要だったと感じています」
「話し合える時間が限られていたからこそ、一つひとつの意見を丁寧に扱いながら案を磨いていく難しさを実感しました」
異なる視点があるからこそ生まれた問いや気づきは、SDGsというテーマをより立体的に捉えることにもつながり、企画の軸を支える要素となっていきました。
企業との対話で得た、確かな手応えと次への視点
東ハト本社での提案当日、学生たちは緊張しながらも質問を投げかけ、丸山氏との対話を重ねました。
学生たちは、企業の実務と同じ目線で意見やアドバイスを受けられたことが強く印象に残ったと語ります。
「最初は“どうしたら売れるか”という発想が中心でしたが、誰に、どんな場面で、どんな価値を届けるのかを考えることで、企画の奥深さを実感しました」
「何もないところから商品案をつくり上げるのは大変でしたが、自分たちにもこうした提案ができるのだと自信につながりました」と今回の取り組みを振り返りながら、企業の実務と同じ目線で受け止められたことは、大きな学びと自信につながった様子でした。
学びを、次の実践へ
今回の取り組みは、外部専門家による継続的な伴走支援と、企業との実践的な対話を通じて、学生の企画力や実務理解を段階的に高めていくプロセスそのものでした。
多様な背景をもつメンバーと協働し、社会課題と企業活動の接点を考え続けた経験は、学生たちにとって今後の学びや挑戦を支える確かな土台となっています。後藤ゼミでは、今回得られた視点や問いを次の活動へとつなげながら、実践的な学びをさらに深めていきます。











