「ふたりらしさ」を人生の一日に。4カ月かけてつくり上げたキャンパスウエディング
公開日:2026年9月29日

8月22日(土)、本学で「キャンパスウエディング」を実施しました。
新たに夫婦となるおふたりのために、学生たちが4カ月にわたって準備してきた結婚式。新郎新婦へのヒアリングからはじまり、テーマやコンセプト、衣装、挙式、披露宴の演出、会場づくりまで、一つひとつを学生自身が考えてきました。
そして迎えた本番。
学生だけで繰り返してきたリハーサルが、初めて「本物の結婚式」になる日です。そこには、準備を重ねてきたからこそ見えた、学生たちの変化と学びがありました。
「想定」から「本番」へ。最後に変わった学生たちの表情
朝から、装飾や進行の最終確認を繰り返す学生たち。
これまで何度も「本番を想定した」リハーサルを重ねてきましたが、この日は違います。目の前にいるのは、本物の新郎新婦。ご家族やご来賓、高校生など、多くのゲストもいます。
「想定」していたものが、いよいよ「現実」になっていく。
その緊張感のなかで、学生たちには、それまでとは違う表情が見られました。なかでも印象的だったのが、「笑顔」。最後のリハーサルまで高橋講師から繰り返し指摘されていたのは、学生たちの表情。ところが本番になると、「笑顔をつくる」のではなく、自然と笑顔がこぼれるように。
自分たちがつくってきたものを、本当に誰かが受け取る。
その瞬間を前に、学生たちの姿勢や立ち振る舞い、ゲストへの対応にも変化が表れていました。
考えて、つくって、修正して。そのすべてが「ふたりの一日」になっていく
挙式では、新郎が新婦を迎えに行き、新婦はお母さまによるヴェールダウンを経て、お父さまとともに新郎のもとへ。「誓いの言葉」や「指輪の交換」、「結婚証明書」へのサインなど、シンプルな進行のなかにも、おふたりらしさを感じてもらえるよう、学生たちが考えた演出が盛り込まれました。


続く披露宴の舞台となったのは、RYUKA DINING。
新郎新婦へのヒアリングをもとに、おふたりの人柄や思い出をどう表現するかを考え、会場のレイアウトや演出も学生たち自身が決めていきました。
そのなかでも会場を大いに沸かせたのが、学生がデザインしたウエディングケーキです。
事前に学内で実施した「ウエディングケーキコンテスト」で選ばれたデザインを、神戸市垂水区の洋菓子店「レーブドゥシェフ」のパティシエが実物のケーキとして再現。新婦が大好きだというラプンツェルをイメージした華やかなケーキが登場すると、新郎新婦からも喜びの声が上がりました。


さらに、ビッグスプーンを使ったファーストバイトや新郎新婦クイズ、学生たちが制作した思い出ムービー、ご両親への手紙など、学生たちが考えた演出が次々と展開。会場は笑顔と感動に包まれました。
この日はオープンキャンパスの実施日でもあり、多くの高校生や保護者もゲストとして参加。学生たちが4カ月かけて考え、準備し、何度も修正してきたものが、目の前で新郎新婦の「人生の一日」になっていきました。
「自分たちの取り組みが、誰かの幸せにつながる」
新郎新婦が喜ぶ姿を見つめながら、涙を浮かべる学生の姿も。それは、単に結婚式を「成功させた」という達成感だけではありません。
自分たちが考えたこと。準備したこと。うまくいかず、何度も修正したこと。
その一つひとつが、目の前にいる誰かの喜びにつながっている。
そのことを、新郎新婦の表情を通して実感できた瞬間だったから。


学生だけで行うリハーサルでは見えなかったものが、本物の新郎新婦やゲストを迎えたことで見えてくる。
「相手のために考える」とはどういうことなのか。
自分たちの仕事が誰かに届くとは、どういうことなのか。
4カ月間の学びが、結婚式という一つの「本番」を通して、リアルな経験になりました。
学生たちがつくったのは、結婚式という一つのイベントだけではありません。
誰かの大切な一日を預かり、その人たちの幸せを考え、自分たちの力でカタチにする。
この経験そのものが、これから社会に出て、人と関わり、仕事をしていくための学びとなりました。











