「日本の商品を、アジアでどう売る?」留学生の視点から考える「グローバルビジネスプロジェクト」がスタート
公開日:2026年11月4日
日本企業と本学留学生が連携して、新しく魅力的なアイデアを創造し、ともに学び、国際的なビジネス環境で活躍できる多様な人材の育成・雇用創出を目指す「グローバルビジネスプロジェクト」。
今回のプロジェクトでは、昨年度に引き続き、花王グループカスタマーマーケティング株式会社、国内でドン・キホーテなどを展開する株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスと連携。 PPIHグループのアジア店舗「DON DON DONKI」における花王のヘルスケア商品の販売促進施策の提案に挑戦します。
もくじ
9月18日(金) キックオフ式
9月18日(金)、花王グループカスタマーマーケティング株式会社および株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを迎え、「花王×ドン・キホーテ産学連携グローバルビジネスプロジェクト」のキックオフ式が開催されました。
昨年度に引き続き実施される本プロジェクト。花王のヘルスケア商品「めぐりズム」シリーズをテーマに、留学生たちは PPIHグループのアジア店舗「DON DON DONKI」における販売促進施策を提案します。
「日本で人気の商品を、海外でも同じように売ればいい」とは限りません。国や地域によって文化や生活習慣、商品の捉え方、購買行動は異なります。
そこで今回、学生たちが生かすのが、自分自身が暮らしてきた国や地域への理解。アジア各国の文化や消費者ニーズ、購買行動を踏まえながら、「この市場の消費者には、どのように商品の魅力を伝えれば届くのか」を考え、企業に提案していきます。
「めぐりズム」をアジア市場へ。まずは商品と現地市場を知る
キックオフ式では、まず花王グループカスタマーマーケティング株式会社から「めぐりズム」シリーズについて説明が行われました。「めぐりズム」は国内だけでなく海外でも人気が高く、ドン・キホーテの免税売上においても大きな割合を占める商品です。
続いて、株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの担当者から企業概要や海外展開の現状、アジア各店舗における「めぐりズム」シリーズの販売状況について説明。また、「ドンキ」らしい売り場づくりの特徴として、「圧縮陳列」「魔境感」「POPの洪水」という3つのキーワードも紹介されました。
今回のプロジェクトでは、「貼る炭酸ジェルパックFOOTの育成」「ASEAN市場におけるアイマスクユーザーの拡大」「蒸気シリーズにおけるアイマスク以外の商品の育成」などをテーマに設定。日本市場とターゲットとなる市場との違いに着目しながら、既存の売り方にとらわれない新たな価値提案を考えていきます。
「この国なら、どう受け止める?」留学生だからこそ見える市場のリアル
一方、学生たちからも積極的に質問が寄せられました。
中国出身の学生からは、中国市場における類似商品の状況や、現地の消費者がどのように商品を受け止めるのかについて意見が出されるなど、留学生ならではの視点を生かした議論も。
自分が知っている国や地域だからこそ気づけること。
日本で暮らしているからこそ、母国との違いに気づけること。
学生たちは、そうした自身の経験を手がかりに、市場を分析し、消費者の視点から「どうすれば商品が選ばれるのか」を考えていきます。
昨年度のプロジェクトでは、学生たちの提案が企業から高い評価を受け、実際に香港の店舗で提案にもとづいた売場づくりに活かされています。今年度も、来年1月の最終報告会に向けて、チームごとに市場調査や企画立案を進めていきます。
自分が知っている市場を、自分の言葉で分析する。
そして、そのアイデアを企業に提案する。
アジア市場を舞台に、留学生たちがどのような視点で「めぐりズム」の新しい価値を見つけ、どのような販促施策を生み出すのか。今後の提案に注目です。










