教育実習を終えると顔つきが変わる!? 2週間の実習経験からしか学べないこととは・・
公開日:2022年1月18日
1月12日(水)、教職課程を履修する4年生が『教育実習報告会』を実施。報告者を含む4年生と教職を目指す1~3年生、教職員併せて約25名が参加しました。
今回の報告者は、11月上旬からの後期の教育実習に行った学生1名。約2週間の実習生活を振り返り、担当した授業の内容、1日のスケジュールや流れ、授業観察、授業実習、授業外での活動について報告しました。また、授業や板書を行う際に注意することや気をつける点などについても具体的に説明。2週間の実習経験からしか学べない、たくさんの気づきを得ることができたようです。
そうした自身の経験を踏まえ、後輩たちに「初日から生徒と積極的に話す」「生徒の要望に最優先で応える努力をする」「トークスキルを磨く」「『できる』ではなく『わかる』『説明できる』を追求する」ことが大事、とアドバイス。なかでも、「教育実習がゴールではない」ということを、より強く伝えていました。
教職課程の担当教員である水田聖一教授、西尾範博教授や池田曜子准教授は、「教育実習に行って帰ってくると顔つきが変わるし、見違えるくらい成長している」と、口を揃えます。実践を通して、“教員”になるために必要な学びを体得するとともに、人間的にも大きく成長できる教育実習は、学生にとってとても有意義な経験になっています。
一生懸命メモを取りながら聞いていた1~3年生たち。先輩の実体験を聞くことで、未知なる教育実習に対する不安が取り除かれるとともに、自分に何が必要で、今後どのように取り組んでいくべきなのか、が明確になったようです。
参加した学生の感想
3年生
- 自分が教育実習に行った際、生徒にどのように接したらいいのかを知ることができました
- 生徒にとって一番良いのは、関わりやすい先生であり、理解しやすい授業だと感じました
- 教科の知識をつけることや板書の書き方など、改善したい点が多く見つかりました
2年生
- 指導方法を事前に決めることも大事だと学びました
- 説明できるまで理解することで、自分もやりやすくなると思いました
1年生
- 知識を身につけても説明できないと意味がないので、「なぜ」を追求できるようにしたいです