1年生を対象とした海外研修プログラム『異文化理解』。今年は5名がベトナムへ
公開日:2023年10月19日
本学には、1年生を対象とした『異文化理解』という短期の海外研修プログラムがあります。
大学生活の初期段階での異文化経験により、外国語や異文化理解の必要性に気づき、その後の学びに生かすことが目的。また、現地での研修を通して、グローバルな視点から『なりたい自分』について考えていきます。
コロナ禍により実施を見送ってきましたが、昨年度、長崎での研修という形で3年ぶりに実施。今年は、4年ぶりに海外での現地研修が復活し、9月3日(日)、5名の学生が研修先であるベトナムへ向けて出発しました。
今回の研修のメインは、ホームビジットと企業訪問。ホームビジットでは、2グループに分かれて別々の家庭を訪問し、若者たち(中・高・大学生)を含む受入れファミリーと交流しました。英語での会話にチャレンジした学生たち。現地の習慣や食べ物、文化、ベトナムの経済などについて、会話に花が咲いていました。
テントの店が密集する活気のある市場
食べもの、着るものと多様な商品が並ぶ
ベトナム進出のエースコック(Acecook Vietnam Joint Stock Company)での 工場見学・企業説明&質疑応答後の試食会
現地で人気の高い商品を実際に味わう
市場内にある喫茶店
歩道に置かれた小さな椅子に腰かけて
飲んだり食べたりするのがベトナム流
企業見学では、日本でもラーメンで有名なエースコックの工場を訪問。企業の担当者から、現地での経営やマーケティングを含む戦略、ベトナムでの消費拡大とそれを支える経済発展などについて説明してもらいました。また、ラーメンが波型である理由やベトナムで好まれる味などの説明を受けながら工場を見学。学生からはたくさんの質問が出ていました。
短い時間ではありましたが、現地に足を運び、自分の目で見て、環境に触れて、座学だけでは得ることのできない多くの学びや気づきに出合うことができた学生たち。改めて『なりたい自分』について考える貴重な機会となりました。