岡田ゼミが、神戸市須磨区・名谷エリアの地域活性化に挑戦!

岡田ゼミが、神戸市須磨区・名谷エリアの地域活性化に挑戦!

公開日:2026年1月5日

岡田ゼミ_名谷エリア地域活性活動

今年度、商学部経営学科・岡田恵実准教授のゼミに所属する3年生が、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社と須磨区と連携し、社会共創活動に取り組みます。

ゼミ生たちは、名谷エリアでのフィールドリサーチを行い、地域活性化に向けた課題や探究テーマを設定。その実証に向けた活動を行っていく予定です。

4月30日(水) キックオフ&フィールドワーク

フィールドワーク

4月30日(水)、第1回目となるキックオフを実施しました。

まず、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の担当者が、企業理念や名谷エリアでの取り組みについて説明。続いて、須磨区役所の方から須磨区の人口動態に関しての情報共有がありました。「世帯数に変動はないものの人口は減少傾向にあり、一世帯当たりの人口が減少している」という現状に、ゼミ生たちは驚いた様子を見せながら熱心に耳を傾けていました。

パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の担当者

須磨区役所の担当者による説明

次に、同社が運営する『ジョブシェアセンター』を見学。育児や介護などで働く時間に制限がある方々の、柔軟な働き方を実現する場所、として地域に親しまれています。

その後、名谷エリアの特長的な歩道『赤道(あかみち)』を約40分かけて歩いたゼミ生たち。赤道とは、車の通行ができない歩行者専用の道のこと。歩車分離により安心して歩くことができる、子育て世帯や高齢者に優しい歩道です。ゼミ生からは、「赤道があったり、たくさんの公園があったりするのに、なぜ子どもが少ないのだろう?」など、フィールドワークだからこそ得られる疑問や気づきも。

赤道を歩くゼミ生たち

赤道の先には、『神戸名谷ワークラボAOZORA』があります。ひとつの地域活性の場として、食堂や家庭菜園などがあり、ハード・ソフト両面から、近隣住民をはじめとする市民の方々とつながる場を創出。運営されている方々のお話しを通して、施設と地域に関わり方を学びました。

神戸名谷ワークラボAOZORA

家庭菜園

フィールドワークを終えたゼミ生は、「緑も多く、安心感がある場所だと知った」「自分の最寄り駅と似ている部分があるので、リンクさせて活性化について考えていきたい」など、互いの感想や今後の取り組みへの意気込みを共有。活動への意欲を高め合いました。

今後は、フィールドワークで見たこと・感じたことを共有しながら整理。名谷エリアのさらなる地域活性化に向けた具体的な取り組みを企画・実践していきます。

岡田ゼミ3年生

11月6日(水) ミーティング(連携先との情報共有)

ミーティング1

今春のキックオフから半年。
ゼミ生たちは他の社会連携活動と並行しながら、名谷エリアにおける「シビックプライド」の醸成を目指し企画の考案、準備を進めています。

“CIVIC PRIDE”(シビックプライド)とは

「シビックプライド」とは、「自分たちの住む地域への愛着や誇り」を意味し、その地域を愛し、より良い場所にしていこうとする地域住民たちの当事者意識を指します。この地域住民にはその地域の出身でない人も含まれており、郷土愛とはまた別の概念。
地域住民のシビックプライドを高めることは、地域活性化につながり、その地域への定住率の向上や新たな人口の流入が期待できるなど、近年注目されている取り組みでもあります。

ターゲットは子どもたち。“お祭り” を通して生まれるシビックプライド

流通科学大学からほど近い名谷エリアで、シビックプライドの醸成に取り組もうと活動してきた須磨区役所・パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の協力を得て何度もフィールドワーク調査や研究を進めてきたゼミ生たち。
前期の活動から議論を重ね、名谷エリアに住む子どもたちをターゲットとした、シビックプライドの醸成を目指した「地元の祭り」を企画しています。

両者には9月から始まった後期のゼミ活動の時間に毎回ご参加いただき、11月6日(木)にはこれまでの準備状況や課題、今後の進め方について、全体での情報共有を行いました。

今回、名谷エリアの活性化のためにゼミ生たちが考えたのは、『名谷赤道故郷祭(みょうだにあかみちふるさとまつり)』と題したお祭り。
“赤道(あかみち)”とは、名谷駅周辺に整備された、車の通行ができない歩行者専用の道のこと。歩車分離により安心して歩くことができる、子育て世帯や高齢者に優しい歩道です。
「ここまで整備された道は珍しい」という学生の視点から、 お祭りではこの赤道や近隣の公園を活用して開催予定。『縁日』『スタンプラリー』『コンテスト』の4つのプログラムを用意。各チームに分かれて、開催に向けた準備に取り組んでいます。

一方、公園使用をはじめとした各種許可申請等、事務的な部分での準備を進めてこられた区役所やパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の方々。この日は、それぞれの進捗や現状の課題を確認し合い、今後の進め方について話し合いました。

3つのプログラムの現状と今後の課題を共有

まず、『縁日・屋台』チームから、子ども店長企画について進捗状況を報告。参加者の募集・抽選の方法に課題があることが判明し、どのような方法がよいか検討を行いました。

ミーティング2
ミーティング3

また、『コンテスト』チームでは、より具体的な内容を決めていくことが必要で、参加申し込みフォームの見直し等を進めていくことになりました。一方、『スタンプラリー』チームは、現時点での準備は完了していることを報告。最後に、区役所の方から会場となる公園の借用や電源の使用申請について説明・確認を行いました。

『名谷赤道故郷祭』は12月21日(日)に開催!

今後、ゼミ生たちは各チームで内容や進行等を具体的に落とし込んでいく一方、チラシの作成や告知・集客なども行っていきます。他の社会連携活動と同時進行というハードなスケジュールのなか、より地域の方々に楽しんでもらえる企画を考え、真摯に取り組んでいるゼミ生たち。その集大成となる“お祭り”に、ぜひお越しください。
岡田ゼミの学生たちが企画した『名谷赤道故郷祭』は、12月21日(日)開催です。

神戸芸術工科大学の学生が密着。ドキュメンタリーも制作中

ミーティング4

また、今回のゼミ生たちの取り組みに、本学近隣にある神戸芸術工科大学で映像制作に取り組む学生や卒業生が密着。岡田ゼミの活動を追い続けてくれています。その時々での、ゼミ生たちのリアルな声と表情が収められたドキュメンタリー。完成後は、YouTubeにて公開される予定ですので、お楽しみに。

12月21日(日) 名谷赤道故郷祭開催

名谷赤道故郷祭1

他の社会連携活動と並行しながら、前期から議論を重ね、神戸市須磨区名谷エリアにおける「シビックプライド」の醸成を目指してお祭りの準備を進めてきたゼミ生たち。
12月21日(日)、「名谷赤道故郷祭(みょうだにあかみちふるさとまつり)」当日を迎えました。

雨をはねのけ、地域と学生が一体となって運営

当日の運営には、ゼミ生に加え、ランニングボランティア部の有志、ゼミ生の友人、地域の高校生やシニア世代など、約100名のボランティアが参加。地域と大学が連携し、協力体制のもとで祭りを運営しました。

ゼミ生たちは、須磨区役所やパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社と連携しながら前日まで準備を進め、当日も朝7時から設営を開始。3年生のリーダーは各ブースを巡回しながら、指示やアドバイスを出し、臨機応変な対応を見せていました。
事前に告知活動として近隣へのチラシ配布等で情報発信に取り組んできたゼミ生たち。その努力が実を結び、当日は多くの家族連れや子どもたちで賑わいました。

赤道がお祭り会場に

会場は、名谷エリアの歩行者専用道路「赤道(あかみち)」や周辺公園。
普段は地域の生活道路として親しまれているこの空間を、ゼミ生の発想により1日限りの祭り会場として活用しました。仮装コンテストブースを中心に、屋台や縁日ブース、スタンプラリーポイントを赤道沿いに配置。菅の台 台北公園や名谷南会館前など複数のスポットを回遊できる構成とすることで、地域を歩きながら楽しめる導線を意識しました。

名谷赤道故郷祭2

当日は、子どもたちの声に足を止めて会話を交わす地域の方や、知人同士が再会を喜ぶ姿も見られ、日常の風景が地域のつながりを再認識する場へと変化していく様子がうかがえました。来場者からは、「こういう企画をしてくれてよかった。楽しい。」という声が聞かれ、地域と学生が力を合わせて作り上げたお祭りは、大成功。

学生たちは、地域の身近な場所を活用した企画が、地域への愛着や誇りを育むきっかけとなり得ることを、運営を通じて実感する機会となりました。

名谷赤道故郷祭3

12月25日(木) イベント報告会

イベント報告会1

12月25日(木)、「名谷赤道故郷祭」を振り返る報告会を実施。
報告会では、イベント当日の成果だけでなく、準備段階から当日運営に至るまでのプロセスを振り返り、次の活動につなげるための気づきを言語化しました。

運営の成果と課題を一人ひとりの視点から見つめ直す

特徴的だったのは、グループでの議論ではなく、あえて一人ひとりが個人として振り返り、考えをアウトプットする形式を採ったこと。
まず運営面については、雨天という想定外の状況の中でも臨機応変に対応し、事故や大きなトラブルなく終えられた点が成果として共有されました。一方で、情報共有の方法や役割分担の明確化、ルールや手順の可視化、備品や数量の事前シミュレーションなど、改善点も挙げられました。

振り返りを「次の学び」へ

また、須磨区役所やパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の関係者と協働した経験についても触れられました。行政や企業と同じ立場で、企画立案から準備、当日の運営までを担ったことは、「学生の活動」を超えたリアルなプロジェクト運営を体感する貴重な学びとなりました。

後半では、プロジェクトを通じて得た個人の気づきや成長について発表。主体的に行動する姿勢や、周囲から刺激を受けて自分自身を見つめ直した経験、異なる文化や価値観に触れたことなど、それぞれ多くの学びがあったようでした。

イベント報告会2
イベント報告会3

さらに、ゼミ生同士が互いの取り組みや感じたことを伝え合うワークとして、付箋に思いを記し、相手に貼り合う時間も。日頃は言葉に表せていない感謝や評価を直接届け合うことで、これまでの活動を改めて認め合い、次への意欲を高める機会となりました。

ゼミ生たちは、この報告会で得た気づきや課題を、今後の新たな挑戦へと生かしていきます。

イベント報告会4

社会連携

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