道前ゼミがBRANCH神戸学園都市のハロウィンイベントを企画&ウエディングも実施
公開日:2025年5月16日
人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授のゼミでは、『婚姻』をキーワードに、民俗学的な視点で人々の暮らしや社会を豊かにするための研究活動を行っています。
BRANCH神戸学園都市との社会共創活動『BRANCHビジネスアカデミー』の一環として、昨年度は、『いい夫婦の日イベント』を企画。同施設内にて、公募したカップルの挙式・披露宴をプロデュースしました。2025年度は、同施設主催のハロウィンイベントの企画立案と『森の広場』の装飾に挑戦。そして、この『森の広場』を舞台に、『HALLOWEEN WEDDING』をプロデュースします。
5月12日(月) キックオフミーティング
4月からスタートした本プロジェクト。5月12日(月)には、3年生のゼミ生11名がBRANCH神戸学園都市を訪れ、イベント企画に向けたレクチャーを受けました。
個々で『ハロウィン』の祝祭文化などについて研究してきたゼミ生たち。この日は、次のステップとして、同施設のテナント会会長・船越秀樹氏から『商業空間のディスプレイ』について学びました。
VMD(ヴィジュアル マーチャンダイジング)についての説明にはじまり、カラーの大切さ、チラシやポスター制作のポイント、商業空間のディスプレイ手法や視覚効果など、事例を挙げながら解説。知っているようで知らないこと、無意識に見ているものなど、ゼミ生たちにも気づきが多くあったようで、ときに驚きの声を上げながら、熱心に船越氏の話に耳を傾け、メモを取っていました。
最後に、ハロウィンディスプレイの企画のため、実際の装飾品を見学。どういった素材が使われているのか、またどのように作成しているかなどについても学びました。
ここから、この日の学びはもちろん、ゼミ活動の軸でもある“民俗学的な視点”から、『“ハロウィン”という祝祭の文化を伝える』企画を考えていくゼミ生たち。次回の『BRANCHビジネスアカデミー』では、広場の装飾・広報・結婚式それぞれの企画を提案する予定です。