“就職情報誌”の認知度向上へ。早川ゼミが東京商工リサーチの課題解決策を考える

“就職情報誌”の認知度向上へ。早川ゼミが東京商工リサーチの課題解決策を考える

公開日:2026年1月19日

早川ゼミ_東京商工リサーチ連携プロジェクト

ディスカッションなどを通じて、原価計算や管理会計に関わる問題を中心に学ぶ商学部経営学科・早川翔准教授のゼミ。2025年度は企業の課題解決に取り組みます。

今回、早川ゼミが取り組むのは、株式会社東京商工リサーチが発行する情報誌『ALevel(エラベル)』の認知度向上施策の提案。同誌は、「Aレベルの会社を選べる」をコンセプトにした、“優良企業のみ”の就職情報誌。信用調査のプロである同社が厳選した『Aランク企業』の採用情報が掲載されているものの、認知度に課題が。早川ゼミは、その課題を解決するための施策を考えていきます。

4月21日(月) キックオフミーティング

倒産事例に見入るゼミ生たち

4月21日(月)、株式会社東京商工リサーチ神戸支店の担当者を迎え、キックオフミーティングを実施。3年生のゼミ生14名が参加しました。

冒頭、同社の担当者から、会社の概要や業務内容、『ALevel(エラベル)』について説明。続いて、「他の就職情報サイトと比べて知名度が低い」「掲載しているのが中小企業のみのため、学生のニーズが少ない」といった現状の課題についてお話しされました。

株式会社東京商工リサーチ神戸支店の担当者

また、最終的なゴールについても説明。そこには、今回の取り組みに対する強い思いが垣間見えました。こうした現状を踏まえ、ゼミ生たちは学生に刺さるコンテンツや同誌そのものの知名度アップにつながるアイデアを考えていきます。

ワークに取り組むゼミ生たち

質問をするゼミ生

またこの日は、今後の参考に、と“就職活動”に関するお話も。企業倒産の事例などを紹介しながら、『良い企業』の見分け方や企業の選び方やなどについてアドバイスを受けました。

まだ“就職活動”という言葉に実感が湧かない様子のゼミ生たち。とはいえ、あと数か月もすれば、その世界に足を踏み入れていくことになります。ここから課題解決のための施策を考えていくことは、自分自身の“就職”をよりリアルにイメージすることにもつながり、双方にとって有意義な取り組みとなりそうです。

10月6日(月) 中間発表

自身の進路について発表

4月のキックオフミーティングを経て、ゼミ生たちは夏季休暇中に企業などでインターンシップに参加。10月6日(月)、その経験を振り返り、自身の進路について発表を行いました。

今回の中間発表に至るまで、ゼミでは、株式会社東京商工リサーチの担当者の方から助言をいただきながら、主に就職活動に向けた準備を進めてきました。まず、「どんな企業で働きたいか」「納得のいく結果を得るためには、どのように就職活動を進めたらよいか」 といった観点から、各自の就職活動のイメージを具体化。

さらに、キャリア支援課や『ALevel(エラベル)』 をはじめとした就職支援媒体の活用方法を学び、それぞれの特徴や役割について理解を深めました。

そのうえで、『ALevel(エラベル)』の認知度が十分でない理由を整理し、学生目線で認知度向上に向けたアイデアを検討。それと同時に、同誌を参考にして、あるいは自ら情報を収集して、インターン先の企業選定を進めました。

中間発表1
中間発表2

そして、不動産業や金融業など、それぞれの興味・関心に基づいた異なる業種の企業でインターンシップに参加したゼミ生たち。

発表では、インターンシップを通じて、新たな適性に気づいたり、関心のある分野が変化したりと、さまざまな収穫があったことを共有しました。

また、株式会社東京商工リサーチの担当者の方からは、ゼミ生の悩みに寄り添った具体的な職業アドバイスもいただくなど、視野を広げる貴重な機会となりました。

今後は、 ご担当者から定期的にフィードバックを受けながら、『ALevel』を活用して就職活動を進めるとともに、最終報告に向けて、同誌の知名度向上のためのアイデアをまとめていく予定です。

12月1日(月) アイデア提案

アイデア提案1

10月の中間発表以降、ゼミ生たちは『ALevel(エラベル)』を活用しながら就職活動を進める一方、株式会社東京商工リサーチの担当者の方からのフィードバックを受けながら、最終報告に向けて取り組んでいます。

12月1日(月)には、担当者の方が来学。ゼミ生たちは、グループごとに『就職活動において参考にしているサイトや情報』『ALevelで参考になりそうな情報』についてまとめ、『ALevelに載せると役立ちそうな情報』と『知名度を上げるための取り組み』についてのアイデアを発表しました。

『ALevel』を活用して感じた魅力

「企業ごとの強み」や「内定者の一言」「実際に働く社員の声」などが掲載されている『ALevel』。ゼミ生たちからは、企業の雰囲気を知ることができて参考になる、との声が。

一方、企業情報だけでなく、「年代ごとの平均年収」や「有給取得率および男性の育児休業取得率」、自己分析や業界ごとのエントリーシートの書き方、インターンシップの情報といった「就職活動に関する情報」の掲載を望む声も聞かれました。

認知度向上に向けた多角的な提案

アイデア提案2
アイデア提案3

また、『ALevel』の認知度向上に向けては、全チームがSNSの活用、なかでもTik Tokでの広告や動画発信を提案。加えて、『ALevel』独自のアプリ開発や主催の合同説明会、大学の就職ガイダンスなどでの紹介、さらには今回のゼミでの取り組みのような機会をより多く持つ、といった意見も出ていました。

今回の取り組みが『ALevel』認知への足がかりに

ゼミ生たちの意見やアイデアに、同社の担当者の方も「大学生が求めていること」をリアルに感じ取られた様子。また、今回の取り組みがきっかけとなり広がりも生まれているようで、最近の新たな動向について報告されました。

ゼミ生たちは、ここからさらにアイデアをまとめ、後日、最終報告を行う予定です。

1月13日(火) 最終報告

最終報告1

4月のキックオフミーティングから約8ヵ月にわたり取り組んできた、就職情報誌『ALevel(エラベル)』の認知度向上施策。今回、その集大成となる最終報告を行いました。

各チームが『ALevel』を活用した経験を踏まえ、企業情報の充実に向けた具体的な提案を行いました。
「社長や社員の顔が見えると企業の雰囲気が分かりやすい」「働きやすさを示すデータがあると安心できる」といった視点から、

  • 年代別の平均年収
  • 有給休暇や男性育休の取得率
  • インターンシップの内容や1日のスケジュール
  • 職場の雰囲気や人間関係の具体例

など、求職者が知りたい情報を整理しました。

さらに、SNSの活用(InstagramやTikTokでの短尺動画や広告配信)、『ALevel』主催の合同説明会の開催、そして紙面に載せきれない情報や動画を集約する独自アプリの開発など、デジタルとリアルを組み合わせた多角的な提案も示されました。

最終報告2

学生の提案が次号企画へ

担当者からは「学生のリアルなニーズを感じ取ることができました。いただいた提案は次号企画に反映を予定しています。今後の新卒採用に活用していきたいと考えています」と、お言葉をいただきました。

今回の取り組みは、学生が主体となって企業の採用課題に向き合い、具体的な改善提案を行うことで、就職活動をよりリアルにイメージできる貴重な機会となりました。学生目線のアイデアは、企業の情報発信の質を高めるきっかけとなり、双方にとって有意義なプロジェクトに。今後も、学生の柔軟な発想を取り入れながら、企業と学生がともに新しい可能性を探る取り組みを続けていきます。

最終報告3

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