ふるさと納税を通して町の魅力をPR。4年目となる秦ゼミと稲美町の連携企画が始動!
公開日:2025年9月22日
流通・マーケティングの理論を 、実際の現場を通じて学ぶことを重視する商学部マーケティング学科・秦洋二教授のゼミ。2022年度から稲美町との産官学連携企画に取り組んでいます。
2023年度からは同町のふるさと納税返礼品協力企業の魅力をPR。今年度も、ふるさと納税の返礼品を提供する企業を訪問し、商品の特徴や企業の想いなどをゼミ生自らが取材。その内容をまとめたレポートは同町のホームページで公開され、返礼品を検討する方々に、地元の魅力やこだわりを伝える手助けとなっています。
5月8日(木) キックオフミーティング
今年度の取り組みに向け、5月8日(木)に稲美町役場の方が来学。ゼミ生11名に取り組みの詳細をご説明いただきました。
最初に、稲美町役場の方から稲美町の概要や魅力、現在行っている取り組みについて紹介がありました。個々で稲美町について調査・資料作成に取り組む真っただ中のゼミ生たちにとって、実務に携わっている方からの情報提供は非常に参考になったようです。
続いて、取り組みのメインとなる“ふるさと納税”の仕組みについて説明。その理念や趣旨、基準などに加え、控除となる税金の種類、同町でのふるさと納税の使い道などについても解説いただき理解を深めました。最後に、返礼品協力企業のリストを元に、それぞれどのような返礼品を提供しているかについて説明を受けました。
この日の説明を踏まえ、これからゼミ生たち自身が取材する企業を決定。8月初旬ごろに稲美町に足を運び、各企業にインタビュー取材を行う予定です。
9月8日(月)・10日(水) ふるさと納税返礼品協力企業取材
今年度も、稲美町内のふるさと納税返礼品協力企業の魅力をPRする活動に取り組んでいる秦ゼミの学生たち。
ゼミ生たちは、5月のキックオフミーティングの後、ゼミ内で協議を重ね、取材企業を決定。9月8日(月)・10日(水)には稲美町を訪問し、2社のふるさと納税返礼品協力企業を取材しました。
取材企業を訪問。経営者に直々インタビュー
8日(月)は、カステラで有名な株式会社文明堂を訪問。続く10日(水)には、大正10年創業の老舗豆菓子製造の株式会社有馬芳香堂を訪れ、工場見学および代表取締役社長・有馬康人氏にインタビューを行いました。
さまざまなこだわりのもと、ナッツや豆菓子、ドライフルーツを作り続けてきた同社のターゲティングやブランディング、海外展開などについて質問。有馬氏は、その一つひとつのに丁寧に回答されるとともに、新たな取り組みなどについてもご説明くださいました。
発見した魅力をどうPRするか。乞うご期待!
実際に現地に足を運び、経営者の方々から直接お話しをお聞きすることで、自分たちで情報収集するだけでは知りえなかった情報や魅力を発見することができたゼミ生たち。
2日間のインタビューに加え、自分たちの目で見て感じたこと元に、ここから稲美町とふるさと納税返礼品協力企業の魅力PRにつながるレポートを作成していきます。
完成したレポートは、今年度も稲美町のホームページに掲載予定。
ゼミ生たちが2社の魅力をどのようにPRしているのか、お楽しみに!