【「PRESIDENT Online」】商学部・白鳥教授の記事が掲載されています
公開日:2025年7月24日
ビジネス誌『PRESIDENT』を発行するプレジデント社運営の情報サイト『PRESIDENT Online』に、商学部経営学科・白鳥和生教授の執筆記事が掲載されました。
白鳥教授は、『小泉農相の「問屋不要論」大間違い…「コメが余っているかにみえて足りない」が起きる根本原因』と題した記事で、未だ収束が見えない『令和のコメ騒動』の原因と今後の展望について論じています。
今回の騒動の要因として、まず三重の制度疲労(制度設計・統計制度・備蓄制度)を挙げた白鳥教授。また、コメの「調理して食べるもの」から「調理された状態で買うもの」への変化による“質的な需給ギャップ”や、物流業界の「2024年問題」も要因のひとつとして、「制度が時代に追いついていない」と述べています。
それらを踏まえ、最後には今回の騒動が残した教訓に言及。また、メディアで報じられた“問屋不要論”についても触れ、「必要なのは、対立ではなく仕組みのアップデートだ」と強調。責任の所在をあいまいにしたまま“誰かを悪者にする”言説に警鐘も鳴らしています。
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