関 陽ゼミが挑む! 多可町の『新卒採用強化』に向けた“学生目線”の広報提案

関 陽ゼミが挑む! 多可町の『新卒採用強化』に向けた“学生目線”の広報提案

公開日:2025年8月26日

兵庫県多可町との連携プロジェクト

昨年度に続き、今年度は経済学部経済情報学科・関 陽准教授のゼミが、兵庫県多可町との連携プロジェクトに取り組みます。

2年目の多可町連携プロジェクトのテーマは『採用強化』

昨年度、多可町商工会からのオファーを受け、初めての連携プロジェクトを実施。経済学部経済学科・上瀧ゼミが、若者のUターン&移住者増のための取り組みを行いました。今年度は、関 陽ゼミが『地方における新卒採用強化に向けた“学生目線”の広報提案』に挑みます。

プログラミングを学びながら、社会共創活動にも取り組む関 陽ゼミ

関 陽ゼミでは、システム開発やソフトウェア開発に必要なプログラミングについて学びながら、社会共創プログラムにも積極的に参加しています。

2022年度は神戸西警察署と連携した小学生への交通安全啓発活動に取り組んだほか、2024年度にはIT企業の新卒採用強化に向けた広報提案に挑戦し、高い評価を得ています。その経験を活かし、今回は若い労働者人口の流出に課題を抱える多可町との課題解決に挑みます。

7月18日(金) キックオフミーティング

7月18日(金)、多可町商工会の後藤綺花氏および同会工業部会部会長・後藤高広氏(株式会社エスジーユー代表取締役)が来学。ゼミ生19名とキックオフミーティングを行いました。

多可町が抱える採用活動の課題とは?

まず、商工会・後藤綺花氏から多可町という自治体に関する紹介や、人口の推移と年齢別構成について説明が。続いて後藤高広氏から多可町が現在抱える、「人口減少よる若い世代の流出による企業の人手不足問題」と、その解決に向けた商工会の取り組みについて説明されました。

カフカ株式会社との産学連携2
カフカ株式会社との産学連携2

後藤高広氏からは、多可町における企業の新卒採用状況についての説明のなかで、「今の若い世代が就職で重視する価値観が昔とは変わってきている。求人広告もうまく響いていないようで採用に結びついていない。」と、現状の具体的な課題について説明が。

ゼミ生たちに向けて「今の若い世代が応募したくなる企業はどのような姿なのか。求人やインターンシップなど、どんな企業が選ばれるのか。選ばれるために必要なPR活動を実施していきたい。ぜひ学生の皆さんの目線で、様々な提案をしてほしい」と今回の活動に対する期待が寄せられました。

全員が必ず1つは質問、のルールで活発な意見交換

最後は、質疑応答&意見交換。

全員参加型を重視している関 陽ゼミ。ゼミ生全員から、現在使用している求人媒体、実施されている採用活動、外国人の労働者獲得状況など、様々な角度から次々と挙がる質問に後藤高広氏が熱心に耳を傾け、この日の議論を深めていきました。

カフカ株式会社との産学連携2

多可町訪問&企業見学へ

ゼミ生たちは今後、多可町を訪問し、経営者との意見交換会を経て、地元のいくつかの企業を実際に見学。

これから就活に臨むことになる“学生ならではの目線”で、就活中の学生に向けたPR方法や企業のPR動画の作成など、広報提案を考えていきます。

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