第20回神戸のまちの魅力を考える会を開催 ― 地域密着型企業・マルハチの歩みから学ぶ ―

第20回神戸のまちの魅力を考える会を開催
― 地域密着型企業・マルハチの歩みから学ぶ ―

公開日:2026年1月14日

神戸のまちの魅力を考える会1

1月6日(火)、「神戸のまちの魅力を考える会」(事務局:商学部マーケティング学科長坂泰之教授)による勉強会および交流会が開催されました。本会は、神戸のまちや商業、地域経済の将来について、大学教員や地域関係者がともに学び、考えることを目的として継続的に開催されています。

本勉強会では、株式会社マルハチ 常務取締役の牧原正典氏を講師に迎え、「マルハチの歴史と現状、将来の展望」をテーマにご講演いただきました。コーディネーターは、清水信年学長が務めました。

神戸のまちの魅力を考える会2

阪神・淡路大震災を契機とした企業の転換

講演では、阪神・淡路大震災前後における事業環境の変化と、同社が地域密着型スーパーマーケットとして成長してきた過程について、具体的な事例を交えて紹介されました。震災当時、同社は5店舗すべてが被災し、営業継続が困難な状況に陥りましたが、限られた物資を活用して地域住民の生活を支える行動を取った経験が、企業の存在意義を見つめ直す大きな転機となったことが語られました。

地域とともに歩む経営理念

震災後は被災店舗の再建と再整備を進め、来店客数は大きく増加しました。この過程を通じて、「企業は単なる営利組織ではなく、地域社会と支え合う存在であるべきだ」という考えが企業理念として明確化され、現在まで共有されています。現在、同社は兵庫県・大阪府を中心に46店舗を展開し、売上高1,100億円を超える企業へと成長しています。

未来を見据えた新たな挑戦

今後は都市型店舗への出店や商業施設開発など、新たな事業展開にも挑戦し、2030年には売上高2,000億円規模を目標としています。地域に根ざしながら持続的成長を目指す同社の姿勢は、参加者にとって多くの示唆を与える内容となりました。

交流を通じて深まる学び

勉強会終了後には交流会が行われ、参加者同士の名刺交換や意見交換が活発に行われました。地域と企業、大学が連携しながら、神戸のまちの未来を考える有意義な機会となりました。

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