水野 英莉ゼミ(ジェンダースタディーズ、セクシュアリティスタディーズ )

水野 英莉ゼミ
(ジェンダースタディーズ、セクシュアリティスタディーズ )

最終更新日:2025年5月7日

公開日:2025年5月7日

教員プロフィール(水野 英莉 先生)

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ゼミの活動内容について

現代の日本社会の深刻な社会問題の一つが、「性」をめぐる問題です。性についての「決めつけ」や「こうすべき」という社会の規範は、差別や排除、格差を生み出し、個人の生きづらさや社会の停滞につながります。こうした不平等や不公正の状態を、ジェンダーやセクシュアリティ、社会学の視点で分析し、よりよい人間関係・社会環境をつくっていく力を身につけることを目指しています。

3年次はこれまでの知識を「応用」する時期とし、学内の書評/論文コンテストや、大学生活改善の提案をするコンテストに出場したり、フィールドワークをして報告書をまとめたりしてきました。4年次は大学生活の集大成として、卒業研究に取り組みます。

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過去の卒論テーマの例

  • ファンツーリズムと観光振興の可能性-日本におけるK-POPファンの「聖地巡礼」の視点から
  • 日本での留学とジェンダー教育が留学生のジェンダー意識に及ぼす影響
  • 美の追求と男性の化粧-1990年代以降における男性誌のジェンダー分析
  • 代理母の人権の検討
  • 移住者の視点から考える地方暮らし
  • 誰もが電車内を快適に過ごすためにはどうしたらいいか
    ~痴漢を予防し痴漢をなくす、車内設備・環境の改善~
  • カミングアウトによって構築される親子関係
  • 流通科学大学におけるLGBTの課題と現状
  • 男性・女性のファッションの流行と成り立ち
  • 障害者スポーツにおける感動ポルノの問題について
  • Jリーグとなでしこリーグの比較研究
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ゼミ活動で大切にしていること

格差や差別、不正義など、社会の深刻な問題に関心を寄せる学生に参加してもらいたいと考えています。大学ではじめて研究するということを経験するわけですが、その際に最も大切なことが、みなさんの問題意識です。文献や資料を探索し、ゼミの仲間と議論しながら、その問題意識を深め、形にしていく。とても大変ですが、それを楽しいと感じさせてくれたり、大変さを乗り越えたりする原動力になるのは、自分の疑問や強い関心、時には現状に対する憤りなのです。

教員プロフィール(水野 英莉 先生)

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