栗田 真樹ゼミ(マーケティングの社会学)
最終更新日:2025年5月7日
公開日:2025年5月7日
ゼミの活動内容について
栗田真樹ゼミは「マーケティングの社会学」として社会学・社会心理学を基礎として現代社会のマーケティング現象を研究しています。流通科学大学は「マーケティング」(「市場創造」)を学ぶ大学ですが企業活動や流通に限らず社会の中でも用いられ、社会学・社会心理学の分野では世論、流行、普及、イノベーション、伝播、拡散などの現象で研究されています。別の言葉で表現すればソーシャルマーケティング、消費者行動論、消費意識・消費価値観研究分野のゼミといえるでしょう。あらゆる社会現象(地域社会、商店街、観光、生活文化、医療、福祉、家族、ファッション、情報、音楽、ゲーム、文化、スポーツ等)が対象となります。
過去の卒論テーマの例
- これからのコンテンツ・ツーリズムのあり方に関する研究 ~涼宮ハルヒシリーズの舞台を題材として~
- 大人のテーマパーク新提案
- 新しいサービス産業のかたち-KOBEにさんがろくPROJECT-『Fシュルト』開発を通して
- 人気カフェの構造について ~スターバックスとドトールの比較
- ファストファッションの現状と課題
- FUJI ROCK FESTIVAL~日本最大級のロックフェスが伝える環境問題
- 祭りが社会に与える影響について
- 福祉イベントで地域福祉を考える
- 住みよい街をつくるには ~ユニバーサルデザインの街づくり~ など
ゼミ活動で大切にしていること
流通科学大学は実学教育を推進していますが、実学を「現実・実証・実践」の3つの「実」ととらえ、学生一人一人が、現実の社会現象を観察し、実証的データを集め、教育研究活動から得られた知見を実践的に役立てることができることを目標としています。そのため現実観察のためのフィールドワークや社会との接点である産学連携・社会共創活動にも力を入れています。現実の社会を体験・経験して自分自身で考えること、様々な情報を集め他者の発言をよく聞くとともに自身の考えを言語化しコミュニケーションをとること、タイパ・コスパなどが言われる昨今ですが効率を考えつつも惜しまず学習に時間をかけることを推奨しています。
卒業生の主な進路
卒業後の進路は多岐にわたります。各自の志望に基づく就職活動が行われています。
ホテル、飲食業、アミューズメント施設、テレビ番組制作、イベント運営、アパレル、環境整備、電気設備、農業協同組合(JA) 、造園、製品製造販売、医薬品販売(MR)、自動車販売、生活雑貨販売、教育サービス、福祉サービス、医療事務、公務員(警察官)、銀行など
社会共創活動での実績(受賞歴)
学生の希望に基づいて、毎年、何らかの社会共創活動に参加するようにしています。残念ながら、毎年受賞というわけにはいきませんがこれまでの代表的な受賞歴を示します。
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2014年度「こうべにさんがろくProject」『「Fシュルト」の開発・提案』(アドバイザー特別賞受賞)神戸凬月堂・すまいるふぁーむ藤本との共同開発
参考資料
「流通科学大学生が考案・神戸産イチゴを使ったスイーツを販売中 神戸凬月堂」月刊KOBECCO P.100)
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2021年度 第5回「神戸学生イノベーターズ・グランプリ」『移動しながら楽しめ、旅をサポートするBINGO企画「さんふらわあふなたびんご」の提案』(優勝)
参考資料