森澤 龍也ゼミ(データでみる現代経済)
最終更新日:2025年5月7日
公開日:2025年5月7日
ゼミの活動内容について
この演習の基本テーマは「現代経済の実証分析」です。ゼミでは「証拠(データ・資料)に基づいて議論する」というモットーのもとで、現代経済を実証的に分析し、経済システムの実態について考えます。経済データや資料などの「証拠」や、これまでの「歴史」的な経緯を踏まえて、「論拠」を大事にしながら、現代経済の諸問題について学びます。この演習の受講生には、ある経済問題について議論する際に、自分の思い付きで主張するのではなく、様々な意見を考慮しながらデータなどの「証拠」や「論拠」に基づいて議論を練り上げる姿勢が求められます。なお、卒業論文のテーマについては、経済に関係していることであれば自由に選ぶことができます。
過去の卒論テーマの例
学生の興味・関心を尊重しています。
- ガソリンの代替エネルギーで走行する次世代自動車について
- 不安定就労者問題の実態と対策について
- 地方財政破綻からの再生は可能か
- 戦後日本における流行歌と経済変動との関わり
- 信用金庫の存在意義
- 日本経済の長期停滞について-デフレの要因分析と金融政策の有効性と限界-
- 資産運用における投資への道~貯蓄から投資へ~
- 若者の消費行動の変化
- 新型コロナウイルス感染拡大と世界の比較、拡大原因の追究
- サブカルチャーによる持続的な地方創生は可能なのか
ゼミ活動で大切にしていること
先述のゼミモットー「証拠(データ・資料)に基づいて議論する」に加えて、各自の自主性を重んじ、自由闊達な雰囲気をもつ集いの場を提供することを心掛けています。ゼミ生には是非、主体的にゼミの運営に関わってもらいたいと考えています。これまでを振り返ると、ある学年は日本経済知力テスト(日経テスト)に挑戦しました。このときのメンバーはリーダーを中心に自主的に勉強会を企画運営し、学生対抗戦ゼミ部門で全国5位に入賞しました。この他にも、共同研究や懸賞論文への挑戦、地域スポーツクラブの経済効果測定など様々な活動に取り組んできました。この演習で取り組んでみたい企画があれば歓迎しますので是非提案してみてください。
卒業生の主な進路
サービス業、製造業、小売業、金融業など様々な業界で活躍しています。また、大学院進学や海外留学を選択したゼミ生もいます。