11月19日（木）、本学商学部経営学科・川合宏之准教授のゼミ生18名が、約2か月ぶりに兵庫県立猪名川高等学校（2019年3月、高大連携協定を締結）を訪問しました。

同校からの依頼を受け、昨年から2年連続で高校生の授業サポートを行ってきた川合ゼミの学生たち。今年度も、『あなたが猪名川町長だったら』をテーマに提案を考える1年生の授業に3回参加し、大学で学んだ知識を生かしてアドバイスをしてきました。

例年であれば、この授業でまとめた提案は、猪名川町長などが審査員を務める【猪名川町の未来を描く高校生フォーラム】で発表することになっています。しかし、コロナ禍の今年はフォーラムが中止。1年生全員が集まった同校の体育館で、各クラスの代表チームが最終発表を行い、先生たちが審査をする、というスタイルに。
そこで同校より、ずっと授業をサポートしてきた川合ゼミの学生たちにも聞いてもらいたい、とお声がけをいただき、この日の再訪問となりました。

そして、発表の最後を締めくくったのは、まさかの川合ゼミの学生！ 「大学生の発表を聞いて学んでほしい」との同校からの依頼に、ゼミの2年生3名が提案発表を行いました。

「高校生に負けないよう、見本となるような提案発表を」という意識を持って取り組んできた学生たち。この日に向けて、3年生たちの前で発表を行い、意見やアドバイスをもらいながら、修正を重ね、準備してきました。発表を聞いた同校の先生は、「やはり、高校生と大学生では全然違う」と称賛。生徒たちには「自分たちと何が違うのか、しっかり考えてほしい」と話されました。

昨年度は、ずっと気にかけながらも、授業の都合で参加を断念せざるをえなかった最終発表。今回はしっかり見届けることができ、達成感と充実感を得ることができたようです。

昨年と違い、今回は初めて触れるシステムを使っての取り組みということもあり、苦戦しながらの授業サポートとなった学生たち。ただ、それが逆に貴重な経験になったようで、教え教わりながら高校生と一緒に取り組むなかで、自分自身の今後につながる多くの学びを得ることができました。

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