今回のテーマは“言語活動”。留学生が、母国語について高校生とディスカッション
公開日:2024年10月21日
10月9日(水)、兵庫県立須磨友が丘高校の生徒15名が本学を訪れ、留学生たちと国際交流を行いました。
2年次・3年次の選択科目に『異文化理解/比較文化』の授業があり、他国の文化や国際理解について学んでいる同校からの要請で、2019年度からはじまったこの交流授業。今年で6年目となります。今年度2回目となったこの日は、アメリカ・韓国・コロンビア・バングラデシュ・ベトナム出身の留学生5名が参加。『言語活動』をテーマにディスカッションを行いました。
留学生1名と高校生2~3名がグループとなり、それぞれの留学生の母国語についてトーク。まず最初に、高校生が自分たちで予習してきた留学生の母国語での挨拶等を披露。それを受けて、留学生がコメントし、発音などの仕方も丁寧に教えていました。グループによってはあまり馴染みのない言語もあった様子。高校生たちは初めて触れる外国語を楽しんでいました。
その後は、高校生が用意してきた質問に留学生が答えながら、日本語との違いやその国ならではの言語的特徴を模造紙にまとめていきました。初めて知る事実に、驚きを隠せない高校生たち。そして、授業の最後には、模造紙にまとめた内容をグループごとに発表しました。そのなかで、一番盛り上がったのが“その国ならでは”の言葉に関するクイズ。偶然にも全グループがクイズを盛り込んでいて、留学生も高校生も大盛り上がりでした。
言葉の意味や発音だけでなく、日本語との違いやその国ならではの言語的特徴を“知る”なかで、各国の文化についても触れることができたこの日。高校生はもちろん、留学生同士もまた、それぞれの国についての理解を深める良い機会となりました。