留学生6名が長田高校を訪問。“英語のみ”でのディスカッションで国際交流
公開日:2025年2月18日
2月6日(木)、本学の留学生6名が兵庫県立長田高等学校を訪問。高校生たちと国際交流を行いました。
同校には、スピーキングを中心とした『英語コミュニケーション』という授業があります。今回は、1年生(8クラス)の授業の一環として、「英語で議論する力」「自分の考えを論理的に説明する力」「異文化を尊重し、伝え合う力」を育むことを目的に、交流授業を実施。本学からは、アメリカ・スウェーデン・中国・ミャンマーからの留学生が参加しました。
まずは、8グループに分かれて、“英語のみ”でのアイスブレイクを3分間実施。内容は、事前に高校生たちが考えてきていました。この日の導入となるアイスブレイクを成功させるため、この時間だけはゲームやトランプ、お菓子などを活用。どのグループも盛り上がっていました。
空気が和んだところで、各グループでのディスカッションへ。まずは、『Japanese Hidden Treasures』をテーマに、高校生たちが一人ずつ日本の魅力を紹介していきました。続いて、次のディスカッションテーマ『Future Dream』について、留学生と高校生がそれぞれ自分の将来の夢を発表しました。
使用言語は英語のみ、となった今回の交流会。高校生は、前傾姿勢で留学生の言葉に耳を傾けるなど真剣な表情を見せたり、一方で楽しそうに笑い声を上げたり。留学生たちも、終始楽しそうな笑顔を見せていました。
日本の高校への訪問は初めての留学生も多く、新たな情報や知識を得るとともに、学内での高校生との国際交流とはまた違った体験ができた様子。短い時間での交流とはなりましたが、留学生・高校生双方にとって、有意義な時間となったようです。
高校生の感想
- 自分とは違う価値観の人と話すことの楽しさを感じることができた。もっと外国人の人と話す機会を増やして、英語を実際に使うことに慣れていきたいなと思った
- 正しい英文法を使う(間違えないようにすること)以上に、伝えたいという気持ちが大切だと学んだ。うまく言葉が文章にならなくても、黙るのではなくて伝えようと、関連する単語を言ってみたり、身振り手振りを付けるなどすると、完全ではないが少し伝わると思った
- 海外の人と交流する機会はなかなかないので、とても面白い体験だった。自分の英語が通じた時に、心も通じたような気がして嬉しかった
- 自分とあまり年齢が変わらないのに英語が流暢で日本語も喋れていてすごいと思った。自分が2~3年後彼らのようになれているかと考えたら、今から頑張らないといけないと思いました