データ収集に苦戦する高校生たちに、視点を変えてみることをアドバイス!

データ収集に苦戦する高校生たちに、視点を変えてみることをアドバイス!

公開日:2020年9月23日

川合宏之ゼミ

9月17日(木)、商学部・川合宏之准教授のゼミ学生22名が兵庫県立猪名川高等学校(2019年3月、高大連携協定を締結)を訪問。最後の授業サポートを行いました。

前々週、前週に続き3回目となった今回。前回の授業で、〈RESAS〉(同校が今年から導入した地域経済分析システム)を使って集めたデータをもとに課題と原因を分析、今回の授業で解決策を考える予定でした。ところが、想像していた以上に高校生たちがデータ収集に苦戦。引き続き、データ収集を行いながら、課題・原因の分析、解決策の提案を考えていくことに。本学の学生たちも、各グループの進行状況に合わせてサポートを行っていきました。

川合宏之ゼミ

川合宏之ゼミ

どうしても自分たちのテーマにとらわれてしまい、求めるデータがないと八方ふさがりになってしまいがちな高校生たち。そのため、データ収集が思うように進まないという現状がありました。そこで、学生たちは、視点を変えてみること、さまざまな角度からテーマを考えてみること、また逆にデータから課題を見つけてみること、をアドバイス。視野を広げることで可能性が広がる、ということを高校生たちに感じてもらいました。

川合宏之ゼミ

川合宏之ゼミ

この日は最後の授業ということもあり、学生たちはそれぞれの担当クラスで、「いいアドバイスができたかわかりませんが、この後もみんなで協力していい提案を作ってください」「こんな風にタブレットを使って授業ができるのはとても恵まれたこと。その環境をしっかり生かしてがんばってください」と、高校生にメッセージを送りました。

3週にわたる今回の授業サポートでは、初めて触れるシステムを使った取り組みに、学生たち自身が苦戦する場面も。ただ、その経験が自分自身の学びにつながるなど、とても有意義な時間になったと思います。

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