今後の連携に前向きな言葉も! 三木市での『古民家フォトウェディング』報告会を実施
公開日:2021年1月19日
三木市と本学人間社会学部観光学科・石橋仁美特任教授のゼミの社会共創プロジェクトとして、2020年11月3日(火・祝)に開催された『古民家フォトウェディング』。新郎新婦にもご満足いただき、大成功で終えることができました。
その後、石橋ゼミでは本プロジェクトに参加した学生たちそれぞれが、今回のプロジェクトの実施報告を作成。その発表の場として、12月22日(火)に三木市役所の担当者2名を本学に招き、『古民家フォトウェディング報告会』を実施。6名の2年生と、みんなに内緒で自主的にサプライズ挙式を行った3年生のうちの3名が参加しました。
この日はまず最初に、三木市の紹介動画を市役所の方々に初披露。今回のプロジェクトに参加した2年生たちは、新郎新婦の撮影スポットの選定に加え、三木市の見どころスポット紹介動画も担当しました。フォトウェディングが行われている傍らで、紹介用の動画を撮影。編集作業も自分たちで行いました。学生ならではの視点で選んだ観光スポット、作り込みすぎていない温かみのある動画。市役所の担当おふたりも喜ばれていました。
動画鑑賞の後は、2年生が順番に今回のプロジェクトをどのように進めていったのか、自身が担った役割、そのなかで学んだことや気づいたこと、今後の取り組みに向けて意識していきたいこと、などを発表。カメラマンやヘアメイクなどプロの方々の仕事を間近で見るなかで、学生の多くが『臨機応変さ』『細やかな気配り・心配り』『笑顔』『積極的なコミュニケーション』の大切さを感じたようです。
2年生の報告後、壇上に立った3年生たちが行ったのは、三木市の地域活性化のための新たな提案の発表。この日参加した3名のうち1名は三木市出身ということもあり、学生ならではの視点と地元民だからこそ知る魅力を掛け合わせた見せ方やプランを、熱心に提案していました。その思いと熱意に、市役所の方も「改めて話を聞かせてほしい」と、実現に向けて前向きに検討していかれるようでした。
三木市の公募で選ばれた本物のカップルに、コロナ禍”の提案として例年とは違う‟フォトウェディング”を行い、3年生たちも「2人に喜んでもらいたい」と自主的に‟サプライズ挙式”を準備。本学としては、『古民家ウェディング』への取り組みは今回が初めてでしたが、市役所の方からは「新郎新婦もとても喜ばれていて、反応も良かったし、大成功だった」と、高く評価いただきました。今後についても、「また新たなスタイルを考えながら、引き続き連携していければ」と。
発表の際、「今回の取り組みを通して学んだことを生かしたい」と話す学生もいたように、このプロジェクトに参加した2年生たちは、来年度は主軸として『キャンパスウェディング』にも臨みます。
『古民家フォトウェディング』や『キャンパスウェディング』をはじめ、本学では幅広い企業や地域とコラボレーションして行う、ブライダルの【人材育成プログラム】が多くあります。こうした活動を通して、学生たちが『自ら考え、調査し、企画を提案』。『グループ共同で取り組み、意見交換をしながら、ひとつの成果を作り上げていく』ことで、力を身につけていきます。