国によって“お正月”はこんなに違う!? 第3弾『オンライン国際交流イベント』開催
公開日:2021年2月12日
1月13日(水)・20日(水)に、RYUKA留学生クラブが『オンライン国際交流イベント』を開催し、日本人学生・留学生が参加しました。
第3弾となる今回のテーマは、“世界のお正月”。両日とも、まず最初に当イベントを主催したRYUKA留学生クラブ代表の清水健吾さん(商学部経営学科3年)が、お正月の由来や日本のお正月について簡単に説明。その後、13日(水)は、ベトナム・インドネシア・カンボジアからの留学生が、20日(水)はベトナム・韓国・ミャンマー・中国からの留学生が、それぞれ母国のお正月や、新年行事、食べ物、風習などについて紹介しました。
日本のお正月は1月1日ですが、ベトナムは旧正月となる2月中旬、カンボジアでは4月14日~16日。民族や宗教が多様なインドネシアにいたっては、年に4回お正月があるそうです。また、新年を迎える行事として、おせち(のような)料理を食べたり、初詣に行ったり、親戚で集まったり、日本と似たような風習の国がある一方、打ち上げ花火を上げたり、トランペットを吹いたり、バイクで街を回ったり、ダンスをしたり、水の掛け合いや土壺を割るゲームを行ったり、といった国も。
新年を迎える時期も、風習も、もちろん食べるものも、同じアジアの国でもまったく違います。初めて知る各国の“お正月事情”に、参加した学生たちはとても驚いているようでした。それぞれの発表の後には、「お年玉をあげたりしますか?」「おみくじはありますか?」「お正月にやってはいけないことはありますか?」など、積極的に質問する姿も。
日本人学生はもちろん、留学生にとっても、自分の国以外の文化を深く知る機会になり、改めて興味や関心が高まったようです。
現在は、海外へ旅行に行くことは難しいですが、このような機会を通して異文化に触れ、理解を深めることも、とても価値あること。こういった交流ができるのも、またいろいろな国の魅力に日常的に触れられるのも、さまざまな国からの留学生がいる本学ならではといえます。
昨年から開催している、この『オンライン国際交流イベント』は、コロナ禍で従来のような交流を行うことができない状況のなか、「今できることを」と学生自身が考え、主催しているもの。どのような環境下でも、物事を前向きに捉え、そのなかでできることを自ら考え、行動していく。そんな風に、『ネアカ のびのび へこたれず』という校是を、状況に応じて体現できる学生がたくさんいることも、本学の大きな魅力です。