学生たちが2つの宿泊プランを考案。半年に渡る【神朝プロジェクト】が終結!

学生たちが2つの宿泊プランを考案。半年に渡る【神朝プロジェクト】が終結!

公開日:2022年3月7日

観光学科生×神戸メリケンパークオリエンタルホテル 連携プロジェクト

神戸メリケンパークオリエンタルホテル

神戸メリケンパークオリエンタルホテルからのお声がけにより、同ホテルが今夏より新展開する【神朝プロジェクト】に参画している人間社会学部観光学科・髙田宏ゼミと栗原正憲ゼミ。

神朝プロジェクト

【神朝プロジェクト】とは、ホテルを中心に地域を巻き込み、『迎える朝が楽しみな体験』を共同プロジェクト化し、宿泊後の“朝”に注目した商品を展開。あまり知られていない地域の朝の魅力をホテルを中心に掘り起こし、新しい価値体験を創造していくものです。今回の連携企画において両ゼミの学生たちは、プロジェクトの主軸となる宿泊プランを考案。神戸の“朝時間”をテーマに作成したそのプランを商品化し、同ホテルがプロモーション&販売していきます。

神朝プロジェクト公式HP
https://www.oriental-hotels.com/experience/

学生たちの発想が拓いた、よりスペシャルなプランへの道

そして7月15日(木)。4月から宿泊プランの考案に取り組んできた学生たちは、株式会社ホテルマネージメントジャパンの荒木潤一代表取締役、同ホテルの松岡正総支配人や上野教男総料理長をはじめとするホテル幹部ら約10名を前に、全6チーム(1つは混合チーム)で最終プレゼンテーションを行いました。

これだけの面々を前に企画を提案する機会など、学生たちにとってはそうそうあることではありません。そのため、どのグループも最初は一様にとても緊張している様子でしたが、いざプレゼンがはじまると、堂々とした表情で説明をしていました。

株式会社ホテルマネージメントジャパン

最終プレゼンテーション

学生たちの提案をメモを取りながら真剣に聞かれていたホテル幹部の皆さま。質疑応答では突っ込んだ質問が出ることもあり、内容を詰め切れていない部分も見受けられましたが、視点やアイデアには「甲乙つけがたい」「自分たちでは思いつかなかった発想」と、とても高く評価されました。

プレゼン終了後、今回のプロジェクトに携わる関係者で協議が行われ、2つのプランの商品化が決定。学生たちの提案がきっかけとなり、より魅力的なプランへと進化しはじめています。今後はゼミを超えて、ホテルのマーケティング担当者、広告代理店、学生たちでチームを編成。ホテル指導のもと、今秋の商品化に向けてプラン内容をブラッシュアップしていくことになります。

「中内㓛氏の思いを共有できる皆さんにお願いしたい」

今回の連携プロジェクトが発足したのは、4月。初回のオリエンテーションで本学を訪れた松岡総支配人は、学生たちにこう話されました。

「一番最初に流通科学大学の皆さんにお願いしたいと思った」。

総支配人

同ホテルの母体は、1868年の神戸開港に伴って居留地に開業した【オリエンタルホテル】。日本のホテル史にとっても重要なホテルです。そして、1987年からは本学の創設者・中内㓛氏率いる株式会社ダイエーが同ホテルを運営(現在は、株式会社ホテルマネージメントジャパンが運営)。1995年に創業した【神戸メリケンパークオリエンタルホテル】は、まさに中内㓛氏が細部までこだわり抜いて作り上げたホテルでした。

居留地

「このような縁のある皆さんとだから、中内㓛氏の作ったブランドとしての思いを共有できる。そのうえで、地域の方々など、いろいろな人たちと一緒に、一過性でないものを考えていきたい」。松岡総支配人からの思いと要望を受け、今回の取り組みはスタートしました。

その思いに応えるべく、この3カ月間、学生たちも試行錯誤を繰り返しながら取り組み、最善のプランを提案。ホテルの皆さまも、そんな学生たちの真摯な姿勢をとても喜ばれていました。

商品化が決定した2プランの詳細については、今後も随時紹介していきます。

各チームの発表テーマ

栗原ゼミ
  • Aチーム:「神戸で過ごす素晴らしい朝」
    1. はじめてのおしごと(ドアマン・フロント体験)
    2. アンパンマン・ミュージアム早朝体験
    3. スターバックスとのタイアップ企画
  • Bチーム:「プリンセス・プラン ~ドレスアップして洋館で朝食を!〜」
  • Cチーム:「デジタル・デトックス・プラン ~スマホを置いて謎解きゲーム〜」
  • リーダーチーム:「神戸メリケンパーク・カーニバルの開催」
髙田ゼミ
  1. 「チャーターボート・サイクリング・アクアリウム」
  2. 「六甲山で日の出と朝食を」

栗原ゼミ

タイアップ企画

アンパンマン・ミュージアム

スターバックス

六甲山

髙田ゼミ

商品化に向けた歩み①

8月6日(金)、ホテルのマーケティング担当者と初回ミーティングを実施

マーケティング

神戸メリケンパークオリエンタルホテルからのお声がけにより、同ホテルが新展開している【神朝プロジェクト】に参画している人間社会学部観光学科・髙田宏ゼミと栗原正憲ゼミ。7月のホテル幹部に向けたプレゼンテーションの結果、以下の2つのプランの商品化が決定しました。

  • 栗原ゼミCチーム
    「デジタル・デトックス・プラン~スマホを置いて謎解きゲーム」
  • 髙田ゼミ2チーム
    「六甲山で日の出と朝食を」

この学生たちのプランを“販売できる商品”に作り込んでいくため、同ホテルのマーケティング担当者と初回のミーティングを実施。両ゼミの学生9名が参加しました。

人間社会学部

観光学科

この日はまず、学生たちに採用されたプランが発表され、商品としての最終形、そこに向けた今後の流れやスケジュールなどの概要について説明。その後、担当分けを行い、両グループともにマーケティング担当の方から意見をもらいながら、提案を落とし込んだり、次回のミーティングに向けた準備について話し合いました。

関係各所と協力しながら、実際にお客さまに販売する商品を作り上げるーー。

プレゼンテーション

初めての大きな挑戦ということもあり、心なしか緊張や不安の色も見え隠れする学生たちに、マーケティング担当の方は、「今回はかなり大掛かりなプロジェクト。途中で急遽の変更やイレギュラーなことも多々起こってくると思います。でもそれは、仕事をするうえでは日常的なこと。驚いたりどうしたらいいかわからないこともあるかもしれませんが、今後、社会に出る皆さんにとってとてもいい経験になるはずです。不安に思わず、全力で取り組んでほしいと思います」と、言葉をかけられていました。

次回のミーティングには、2つのプランの商品化に協力してもらう企業の担当者も参加。より実務的なターンに入っていくことになります。

商品化に向けた歩み②

8月20日(金)~9月10日(金) 10月のメディアリリースに向け、具体的なプラン作成へ

商品化

8月6日(金)に実施した初回ミーティングから、一気に加速度を上げている当プロジェクト。8月20日(金)からは毎週、各プランに協力してもらう企業の担当者の方も参加して具体的なプラン作成へ。学生たちは、ホテルが用意してくれた名刺で、人生初の名刺交換も行いました。

六甲山

謎解き

当初は、「デジタル・デトックス・プラン~スマホを置いて謎解きゲーム~」と「六甲山で日の出と朝食を」の2プランでの商品化を目指していました。しかし、ミーティングを重ねていくなかで、『デジタル・デトックス』をひとつの大きなコンセプトとして、そのなかに「謎解きプラン」と「六甲山プラン」を作ることに。

マーケティング

企画が行き詰ったり、安直なアイデアにまとまりかけると、学生たちはいつもホテルのマーケティング担当者の方から言われていました。「自分自身が本当に楽しいと感じること」「自分たちが心からほしいと思えるもの」かどうかが大事だ、と。その言葉を受けてまた企画を練り直し、協力企業の方々も含め、毎週ディスカッションを繰り返しながら、どんどん魅力的なプランへと変貌を遂げています。

協力企業

企画

今後は、「六甲山」チームが自分たちの考えたプランを実際に体験するロケハンを実施するなど、10月15日(金)のメディアリリースに向けて、最終調整を行っていきます。

商品化に向けた歩み③

9月13日(月)~9月14日(火) 「六甲山」チーム:自分たちの考えたプランを実際に体験

六甲山

8月から9月初旬にかけて、ホテルのマーケティング担当者や協力企業の方々なども交えた毎週のミーティングを経て、どんどん具体的な輪郭が見えてきた2つの宿泊プラン。

ホテル

「六甲山」チームは、次なるステップとして、9月13日(月)~14日(火)に、自分たちが考えたプランを実際に自分たち自身で体験しました。

13日(月)の夜は、ホテル内での企画に挑戦。考えていたより、ずっと楽しかったといいます。翌14日(火)は、“六甲山からの日の出”を見るために、午前5時前にホテルを出発。この日は、松岡総支配人や上野総料理長も同行されました。ただ、生憎の雨模様。残念ながら日の出は見られませんでしたが、雨だからこその幻想的な雰囲気を味わうことができ、新たに感じたこともあったようです。

プラン

体験

実際に“体験”してみる。そうすることで、頭で考えているだけではわからなかったこと、新たに見えること、があります。学生たちはここから、今回の体験を生かして、よりベストなプラン内容へと調整していきます。

9月17日(金)「謎解き」チーム:協力いただく店舗へご挨拶まわり

謎解き

アイテム

一方の「謎解き」チームは、ルートに沿って謎を解いていくともらえるアイテムの在処を、ホテル近隣かつ神戸ならではの店舗で設定。9月17日(金)に、ホテルの担当者とともに名刺を持って直接挨拶に伺い、今回のプランへの協力をお願いしました。

いよいよ、次回はリリースに向けたメディア取材になります。

商品化に向けた歩み④

9月22日(水)・23日(木・祝) 10月のリリースに向け、メディアの取材に対応

メディア取材

神戸メリケンパークオリエンタルホテルとの連携プロジェクトも、いよいよ佳境。10月15日(金)に迫ったリリースに向け、9月22日(水)に髙田ゼミの学生が、翌23日(木・祝)には栗原ゼミの学生が、メディアの取材を受けました。

いつものミーティング時と違い、取材場所となったホテル内のレストランには、カメラマンをはじめ大勢のスタッフの方々が。初めて見る光景と、人生初の取材に、緊張の色が隠せない学生たち。それをインタビュアーの方が上手に解きほぐしながら、和やかな雰囲気で取材がスタートしました。

ミーティング

レストラン

最初は緊張していた学生たちでしたが、時間とともに少しずつ笑顔も見られるように。どのような思いでプランを考え、どういったことにこだわり、何が大変だったか。今回のプロジェクトへの思いを、つたないながらも自分の言葉で一生懸命伝えようとする姿に、この数カ月の成長とともに、頼もしさを感じました。

アイデア

両チームとも、取材前後に、プランの朝食についてのミーティングも実施。それぞれ、朝食はプランの核になります。学生たちのアイデアと総料理長の技術・経験を掛け合わせ、このプランでしか味わうことのできない“特別な朝食”を生み出せるよう、学生たちは試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいます。

商品化に向けた歩み⑤

10月11日(月)~12日(火)「謎解き」チーム:自分たちの考えたプランを実際に体験

体験

9月中旬に、ホテルの担当者とともに謎解きにご協力いただく店舗に挨拶まわりを行った学生たち。次のステップとして、10月11日(月)~12日(火)に、自分たちで考えたプランを実際に体験しました。

11日(月)は、すべての謎を解き終えた人だけが食べられる『幻のメニュー』の試食会からスタート。学生たちは、ホテルの総料理長の手によって自分たちのアイデアがカタチになったことを喜びながら試食していました。その後、実際に食べてみて感じたことなどを、関係者全員でディスカッション。ここから微調整を行い、最終形に仕上げていくことになります。その全貌を見られるのは、このプランに宿泊し、最後の謎を解いた人だけ。

ホテル

試食会

試食会後は、地図を片手に神戸の街へ。謎を解きながら、さまざまなスポットを巡っていきました。すべてを回り終えてホテルに戻った学生たちは、思いのほかくたくたに。また、翌朝も引き続き、ホテル周辺を歩きながら謎解きを行いました。

地図

総料理長

自分たちが考えたプラン内容を実際に体験して、考えたルートを実際に辿ってみて、初めてわかったことや気づいたこと、感じたことがたくさんあった様子。ホテルに戻ってから、もう一度、謎解きの難易度、時間、ルートなどについて再考するため、ディスカッションを行いました。

リリースまでもう少し。急ピッチでプラン内容を調整していくことになります。

10月15日(金)宿泊プランリリース&予約スタート!!

宿泊プラン

7月の最終発表から約3カ月、髙田&栗原ゼミの学生9名がホテルや関係各所のご協力をいただきながら作り上げた2つの宿泊プランが、10月15(金)にリリース&予約スタートとなりました。

実際にお客さまに提供するプランを作るために何をしなければいけないのか。学生たちにとっては、右も左もわからない状態からのスタートのなか、プロとして実際にお仕事をされている方々と同じ意識で取り組むことも求められました。

リリース

デジタルデトックス

リリース日が決まっていたため、タイトなスケジュールのなかではありましたが、ホテルの担当者や関連企業の方などにひとつひとつ教えてもらいながら、懸命に取り組んできた3カ月。「自分たち自身が泊まりたいと思えるプラン」であること、そして「学生だからこその発想」を大切に、『デジタルデトックス』をテーマにした2つのプランが、満を持してリリース&予約スタートとなりました。

デジタルデトックス1泊2日の神戸の旅

【1日1組限定】六甲山ガイドブック著者とあるく贅沢で豊かな山時間プラン(朝食付き)

【1日5組限定】幻のレシピを探るたびにでよう! 神戸の松を巡る謎解きプラン(朝食付き)

※両プランの詳細はこちらから→ https://www.oriental-hotels.com/experience/005/

商品化に向けた歩み⑥

10月22日(金) 「六甲山」チーム:プランで提供する朝食を試食

六甲山

10月15日(金)にリリース&予約がスタートした2つの宿泊プランですが、実際に提供が開始されるのは10月25日(火)から。そこで、「六甲山」チームがプランで出される朝食の試食会を、10月22日(金)に実施しました。

総支配人

クロワッサンサンド

宿泊プラン

同チームの学生4名に加え、ホテルの松岡正総支配人やホテル担当者などが参加。上野教男総料理長から説明を受けながら、スープやクロワッサンサンドを試食し、味付けやボリューム、またどのように六甲山まで持っていくか、などについての最終確認を行いました。

宿泊プランがリリースされた後ということもあって、今までより少し緊張が和らいで見えた学生たち。上野総料理長やホテルの担当者と談笑する場面も多く見られました。

神戸新聞社

また、この日は神戸新聞社の取材が入っており、代表して学生1名が取材対応。これまでの取り組みを振り返り、堂々と受け答えをしていました。

4月からはじまった神戸メリケンパークオリエンタルホテルとの産学連携プロジェクトは、ひとまずここで終了となります。今回の2プランの提供期間は、11月30日(火)まで。販売終了後、ホテルの担当者から販売実績の報告をいただき、総括を行う予定です。

販売結果報告&総括会

2022年2月4日(金) 結果報告を兼ねた総括会を実施

『神朝プロジェクト』の総括会

2月4日(金)、人間社会学部観光学科・髙田宏ゼミと栗原正憲ゼミが、神戸メリケンパークオリエンタルホテルとの連携企画『神朝プロジェクト』の総括会を行いました。

両ゼミの学生たちは、神戸メリケンパークオリエンタルホテルからのお声がけにより、同ホテルが新展開する【神朝プロジェクト】に昨年4月より参画。プロジェクトの主軸となる神戸の“朝時間”をテーマにした宿泊プランの考案に取り組んできました。

7月には、同ホテル幹部の方々へ向けて全6チームが最終プレゼンを行い、2つのプランの商品化が決定。両ゼミの学生有志9名が夏休みを返上し、半年間にわたりホテルや関係各所のご協力をいただきながら取り組み完成した、“デジタルデトックス”をテーマに完成した2つの宿泊プラン”(①六甲山ガイドブック著者とあるく贅沢で豊かな山時間プラン/② 幻のレシピを探るたびにでよう! 神戸の街を巡る謎解きプラン)。10月15日(金)にリリース&予約開始となり、約1ヶ月間の期間限定で提供されました。

報告1

この日の総括会には、松岡正総支配人と森嶋陽子マーケティング部長、両ゼミの学生7名(2名はインターンシップ中により不参加)、関係各所の皆さま(うち4名)が参加。まず最初に、森嶋氏より2プランの販売結果についての報告がありました。

報告を聞く学生

報告2

想定以上にコロナ禍の影響を受け、実績は振るいませんでしたが、学生たちに「皆さんには素晴らしい提案をしていただいて、オリエンタルホテルズ&リゾーツ(※)という新たなブランドのスタートにふさわしいプロジェクトになったし、ホテルの新しい取り組みの先駆けになったと思います」と話した森嶋氏。学生たちが考えた2つの宿泊プランについて、再販の可能性も示唆されていました。

※ 同ホテルを運営する株式会社ホテルマネージメントジャパンが、国内のグループホテル21施設のうち15施設をチェーンブランド化し、新たなブランドとして展開

松岡総支配人

また、松岡総支配人も「長いスパンでの取り組みのなかで、これだけの方々にご協力いただけたのは素晴らしいこと。スマホ世代の学生たちが、脱スマホプランを考えたことはとても面白いアイデアだったと思います。今回のプロジェクトを通して、ホテルとしても新たな気づきがあり、改めて何が大切かを感じることができたので、お礼を申し上げたい」と、感謝の言葉を述べられました。

その後、ホテルのご厚意により学生考案の“幻のスープ(謎解きプランで提供)”がサービスされ、参加者全員でその味を堪能しました。

松岡総支配人

最後に、ホテルへのお礼と感謝を述べた髙田宏特任教授。また、学生たちに向けては、「ご縁はすごく大切。人とのご縁に誠実であること。そして、それをつないでいくことが大切」と伝えました。

松岡総支配人

一方、学生たちも、「企業と本気で取り組む貴重な経験ができて光栄。社会人になっても思い出として残る」「コロナで十分な取り組みができないなかでも最善を尽くすことを大切に、いろいろな経験ができた」「将来、宿泊業界に行きたいので、今回の経験は必ず役に立つと思う」「結果は悔しい。会社として売り上げを出す難しさを痛感したけど、神戸の良さを知ることができたので、本当にいい経験になった」と、それぞれの思いを語りました。

報告を聞く学生

報告2

今回のプロジェクトはここで一旦終了となります。

総支配人自らが本学を訪れプロジェクトについて説明を行い、フィールドワークには総支配人のみならず総料理長までもが参加。学生と本気で向き合い取り組んできてくださいました。また、この日参加されていた六甲山ガイドの根岸様、クロネコキューブ株式会社の喜多様、株式会社マキシンの渡邊様、森谷商店の平井様をはじめとする関係各所の皆さまも、学生の依頼に快くご協力くださいました。

神戸メリケンパークオリエンタルホテルおよびご協力いただいた皆さまに、心よりお礼と感謝を申し上げます。

ご協力いただいた地元・神戸の方々のコメント

根岸 真理様

六甲山ハイキングガイド『六甲山を歩こう!』
著者:根岸 真理様

「なかなか大学生の方とお話しする機会がないのですが、発想が新鮮でおもしろいな、と。元々、山と街を繋ぐ、ということに興味があってライフワークにしているのですが、いろいろな立場の、いろいろな人の意見を聞いたりお話ししたりしながらプロジェクトを進める、というのはすごくおもしろいことだなと思いました。学生の皆さんを山にご案内したとき、すごく楽しそうにされていて、ご案内できたこと自体がうれしかったですし、楽しかったです」

平井 裕美子様

森谷商店:平井 裕美子様

「学生さんの“謎解き”というアイデアはすごくおもしろくて、実際に自分もやってみたいなと思いましたし、学生と企業が結びついて実際に商品化するということにもびっくりしたので、そこに関わらせてもらえるならやってみようかな、と思いました。ただ、宿泊された方はお店までたどり着けなかったようで、ちょっと残念です(笑)。学生の皆さんには、今後も失敗を恐れないでどんどんいろんなことに挑戦してほしいと思います」

初回オリエンテーションの様子

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