“今、伝えたい”思いを言葉に乗せて。【RYUKAスピーチ・朗読コンテスト】実施
公開日:2021年12月8日
11月27日(土)、『2021年度 RYUKAスピーチ・朗読コンテスト』を実施しました。対面での実施は2年ぶりとなります。
昨年度は、オンラインでの“発表会”というスタイルでしたが、今年度は2年ぶりに従来のコンテスト形式での実施に。また、それぞれが“対面”か“オンライン”かを選択し、希望のスタイルで参加できるようにしました。
同コンテストは、「もっと外国語力を身につけたい」という学生のモチベーションの向上および高校生・日本語学校生の語学学習の目標になるように、との趣旨のもと2016年にスタート。2019年度より朗読部門が加わり、現在は以下の4つの部門で競われます。
- 『英語スピーチ』部門
- 『英語朗読』部門
- 『日本語スピーチ』部門
- 『関西弁朗読』部門
今年度は、英語朗読・スピーチ部門に30名(うち高校生26名)、日本語スピーチ・関西弁朗読部門に32名(うち日本語学校生4名)の計62名が参加。ここ数年で最多となる参加者の皆さんが、これまで取り組んできた学習の成果を発表しました。
これまでの成果を存分に発揮できた人もいれば、緊張して思うようなパフォーマンスができなかった人、発表自体を楽しんでいる人など、参加者の表情はさまざま。時折言葉に詰まってしまう場面も見られましたが、参加した全員が最後まで諦めず、一生懸命に『伝えよう』とする姿勢が素晴らしかったです。
各部門の発表が終わると、別室で審査が行われ、最優秀賞・優秀賞・審査員賞とGood Performance賞(英語・日本語スピーチ部門のみ)が選出され、藤井啓吾学長より賞状と副賞が授与。その後、審査員の方々より全体の講評が行われました。
名前が呼ばれず悔しい思いをした学生・生徒もいたと思いますが、参加した皆さんの表情には、やりきった達成感がにじんでいました。
コンテスト終了後には、参加者全員に参加賞と記念品を贈呈。対面で参加した学生・生徒たちは、積極的に審査員の方々に声をかけ、自身の発表の評価や今後の語学学習に向けてのアドバイスを求めていました。
英語スピーチ部門
最優秀賞 | アレクサンドラ ディアナ シェルバンさん(東京都立国際高校1年) 『Protecting the Earth』 |
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優秀賞 | 川本 真莉弥さん(兵庫県立国際高校2年) 『Choosing the Best Place』 |
審査員賞 | 山口 耀哉さん(流通科学大学商学部2年) 『Life is an adventure』 |
Good Performance賞 | 松本 歩さん(東京都私立淑徳高校2年) 『Who am I?』 |
英語朗読部門
最優秀賞 | 有馬 菜々美さん(流通科学大学商学部2年) 『MR. LUCKY STRAW』 |
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優秀賞 | 高重 穂都美さん(兵庫県立国際高校1年) 『THE CRAB AND THE MONKEY』 |
審査員賞 | 藁田 優花さん(東京都私立淑徳高校1年) 『LITTLE ONE-INCH』 |
日本語スピーチ部門
最優秀賞 | ムンヘバヤル ムンヘナイラムダルさん(モンゴル・流通科学大学商学部3年) 『100¥玉の価値』 |
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優秀賞 | ナン ミ ミ ポー イ イ ザンさん(ミャンマー・国際語学学院) 『一度考えてみましょう』 |
審査員賞 | ニメシャ ジャナニ サマラシンハさん(スリランカ・流通科学大学人間社会学部3年) 『父は死んで、私に人生を教えてくれた』 |
Good Performance賞 | 屈 揚さん(中国・神戸東洋日本語学院学院) 『口を開いて日本語を話す』 |
関西弁朗読部門
最優秀賞 | ゴー ティ ゴック チンさん(ベトナム・流通科学大学人間社会部2年) 『まるこい大阪弁』 |
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優秀賞 | ミッシェル レオニさん(インドネシア・流通科学大学経済学部2年) 『言い訳は続くよどこまでも』 |
審査員賞 | ドー ティ ハイ ヴァンさん(ベトナム・流通科学大学商学部1年) 『まるこい大阪弁』 |