『第2回学生マーケティング研究会』に参加の羽藤ゼミ。日産自動車の課題解決で2年連続優勝!
公開日:2022年1月7日
一昨年に続き昨年も、『第2回学生マーケティング研究会』に参加した商学部マーケティング学科・羽藤雅彦准教授のゼミに所属する2年生2チーム。12月11日(土)に、オンラインで最終プレゼンテーション1stステージ(予選)が行われ、日産自動車の課題解決に取り組んだチームが2年連続の優勝を飾り、2ndステージ(決勝戦)へ進出しました。
『学生マーケティング研究会』は、 CCCマーケティング総合研究所が、産学協働の創出を目指し2020年にスタートさせた、学生と企業をつなぐオープンイノベーションプラットフォーム。学生にとっては「より実務に近い形でマーケティングを経験する場」、企業の方々にとっては「若者の視点や声を知る場」となっています。
今回は、事前課題の審査により選ばれた14大学20チームと、業界を牽引する企業5社(株式会社朝日新聞社・株式会社エディオン・ゼビオ株式会社・株式会社セブン‐イレブン ジャパン・日産自動車株式会社)が参加。羽藤ゼミの2チームは、株式会社セブン‐イレブン ジャパンの「コンビニエンスストアをプラットフォームとしたサステナブルな商品、サービスを考える」と、日産自動車株式会社の「様々な選択肢がある中、Z世代に敢えてEV(電気自動車)を選択してもらうには?」という課題に取り組みました。
中間報告会での企業からの指摘、いただいたアドバイスを踏まえて企画を練り直し、試行錯誤を繰り返しながら課題研究に取り組んだ約4か月。そのなかで積み上げてきたものを胸に、最終プレゼンテーション1stステージに臨みました。全20チームが自分たちの担当企業に企画を発表し、各企業ごとに優勝チーム(5チーム)を選出。羽藤ゼミは、日産自動車株式会社への企画提案を行ったチームが2年連続で優勝を果たし、2ndステージ進出となりました。
12月18日(土)に行われた2ndステージでは、1stステージで指摘された部分を見事にクリアする企画を提案した学生たち。総合優勝は逃しましたが、審査員からは「データや数字の使い方にセンスを感じた」「コスト回収までよく考えられていてさすがだった」と高い評価をいただきました。
今回参加した両チームとも、コンセプトやターゲットの設定、目の付けどころやアイデアがおもしろいとの声が多く聞かれました。学生たちは、この強みと今回の経験を今後のさまざまな取り組みに生かし、自身のさらなる成長につなげていきます。
本学では、こうした幅広い業界の企業をはじめ、地域・自治体などとのコラボレーションし、学生主導で課題解決を行う『社会共創プログラム』を数多く展開。自らで考え、調査し、仲間と意見交換をしながら共同で課題に取り組み、ひとつの成果を作り上げていくことを通して、問題解決力を身につけます。