お正月を先取り!留学生と日本人学生が伝統文化『しめ飾り』づくりに挑戦
公開日:2022年12月19日
12月12日(月)・16日(金)に、World Hallにて『しめ飾り体験』を開催しました。
本学では、留学生と日本人学生との交流機会の創出、また留学生に日本の伝統文化に親しんでもらうため、さまざまなイベントを実施しています。『しめ飾り体験』はそのひとつ。2020年、新型コロナウイルスの流行により母国に帰れない留学生らに、日本での生活を少しでも楽しんでもらいたい、と企画したのが最初です。
3回目となる今年も、昨年と同様に2部制×2日間で開催。留学生と日本人学生計51名が参加しました。なかには、毎年参加しているという留学生も。まず最初に、講師(フラワーアレンジメントの仕事をしている卒業生)から、しめ飾りの目的や飾る期間など、日本のお正月文化についての話がありました。その後、使用する材料や作り方の説明を受け、それぞれが自分の好みのしめ縄や飾りを選んだら、いよいよ“世界にたったひとつ”のしめ飾り作りのスタートです。
毎年参加しているという留学生は、手際よく、手慣れた様子で、あっという間にしめ飾りを完成させていました。一方、水引の扱いや飾りのつけ方に頭を悩ませていたのが、しめ飾りを初めて見る留学生たち。それもつかの間、すぐに具体的なイメージが思い浮かんだようで、自由な発想で色合い鮮やかなしめ飾りを仕上げていました。
オリジナルのしめ飾りが作れたことはもちろん、交流しながら日本の伝統文化を体験できたことに、みな大満足の様子。「寮の扉に飾りたい」と、講師に掛け紐もつけてもらっていました。
コロナ禍で母国へ帰ることができない留学生のために企画されたイベントでしたが、今では留学生と日本人学生、在学生と卒業生の貴重な交流の機会になっています。
12日(月)の1回目に、サンテレビと読売新聞が取材にこられていました。
放送内容はこちらから↓ご覧いただけます(サンテレビNEWS)