古都・奈良への『国際交流バスツアー』。鹿との触れ合いに大興奮!
公開日:2023年2月10日
2月1日(水)、今年度3回目となる『国際交流バスツアー』を実施。留学生と日本人学生合わせて78名が参加しました。
今回は、古都・奈良を訪れました。大学を出発して奈良に到着したのは、ちょうどお昼どき。若草山を見ながら、“鶏すき焼き”を味わいました。昼食後は全員で東大寺へ。大仏のあまりの大きさに、みな驚いていました。
その後は、各班での自由行動。1月18日(水)に行われた事前交流会で計画した行程をもとに、それぞれが行きたい場所へ。奈良町にある商店街を巡ったり、春日大社や奈良国立博物館を見学したり、限られた時間のなかで奈良観光を楽しみました。
留学生の一人は、「私のグループはお芋専門店で、おいしいお芋を食べました。学校で自分が経験したことや授業について、日本人も留学生も一緒に意見交換することができて楽しかったです」と、感想を話しました。また、多くの学生が「特に楽しかったこと」として挙げたのが、「鹿せんべいを買って、鹿と戯れた時間!」と答えるなど、鹿との直接の触れ合いが特に印象に残ったようでした。
今回のバスツアーは、人間社会学部観光学科・山川拓也准教授のゼミが企画・提案して実現したもの。おすすめの観光スポットを掲載した『しおり』を制作して当日に配布してくれたり、事前交流会を主催したり。この交流会で事前に班のメンバーとコミュニケーションが取れたおかげで、みな緊張せずに1日を過ごすことができました。
同じ“古都”でも、昨年訪れた京都とはまた違った趣を醸す奈良。初めて訪れたこの地ならではの日本文化を体験しながら、留学生と日本人学生が交流を深めることができた、貴重な時間となりました。
本学では、今後も留学生・日本人学生とともに国際交流企画を実施していきます。
参加した留学生のコメント
グエン フィ イェンさん(商学部マーケティング学科1年 ベトナム出身)
初めてのバスツアーで最初は心配しましたが、事前の交流会で同じ班のメンバーと顔合わせをしたので緊張もほぐれました。東大寺の見学では日本人学生が東大寺の歴史を教えてくれたり、自由行動ではイチゴのお餅や焼き芋のお店など、いろいろなところに連れて行ってくれて、とても助かりました。私の班はベトナム人・中国人・日本人のメンバーでしたが、インドネシアやミャンマーの友人もできたので、参加してよかったです
今回のバスツアーを企画した山川ゼミの学生のコメント
鬼塚多笑さん(人間社会学部観光学科2年)
今回は、『学生同士の交流』をメインにツアーを考えました。ゼミ内で何度も話し合い、ゼミの時間外でもツアーのことを考えていたと思います。当日は、うまくいくか不安でしたが、楽しそうに交流している皆さんの姿を見て、なんとも言えない嬉しさと達成感を感じました