『日本語プレゼンテーションコンテスト』で、留学生が自国の文化や課題を発表
公開日:2023年7月28日
7月15日(土)、留学生を対象に『日本語プレゼンテーションコンテスト』を実施。15チーム・39名が参加しました。
17の国と地域からの留学生約870名が在籍している本学。日々、熱心に学ぶ留学生たちに「さらなる活躍の場を用意したい」と、2022年度からはじまった本コンテスト。「リサーチ部門」と「プロジェクト部門」の2つの部門を設定し行っています。
「リサーチ部門」は、自国の文化をテーマに調査・特徴の分析を行い、結果・結論を発表する“成果発表型” のプレゼンテーション。一方、「プロジェクト部門」は、異文化コミュニケーションをテーマに大学生活または社会に存在する課題を考え、改善策を提案する“課題解決型”プレゼンテーションとなっています。
2回目となった今回は、中国・ベトナム・インドネシア・マレーシアからの留学生が参加。リサーチ部門に11チーム・31名、プロジェクト部門に4チーム・8名がエントリーし、さまざまな視点からの調査・分析、課題解決策を発表。日本語教育に携わる教員・講師5名が審査を行いました。
流暢な日本語で発表する留学生もいれば、なかなか言葉が出てこず苦戦する留学生がいたり。それでも、それぞれが懸命に取り組み、素晴らしい日本語でのプレゼンテーションを見せてくれました。
7月19日(水) 『日本語プレゼンテーションコンテスト』表彰式
7月19日(水)、『日本語プレゼンテーションコンテスト』の表彰式を実施しました。
5名の審査員による審査を経て、各部門とも最優秀賞・優秀賞・特別賞・奨励賞が決定。受賞者(チーム)には、日本語教育の担当教員である辻周吾准教授より表彰状と副賞が授与されました。
また辻准教授は、講評において「日本語能力の重要性」「発表時間を守ること」「チームワークの必要性」を留学生たちに伝えました。
本コンテストは、友人・知人との日々の会話とはまた違った日本語の表現力を学ぶとともに、日本や自国文化への理解を深め、文化の異なる人たちとのコミュニケーション能力を養うことにつながっています。また、日本での就職を目指す学生にとっては、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」(ガクチカ)にもつながる体験となりました。
リサーチ部門
受賞 | 発表テーマ | 代表者名 |
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最優秀賞 | ベトナムの水上マーケット | タ ティ トゥイ マイ (3年生) |
優秀賞 | 中国国内のBYDのマーケティングの特徴 | 荊 子景(ケイ シケイ) (3年生) |
特別賞 | ベトナム軍事教育文化 | グエン ファン フン タオ (1年生) |
特別賞 | 中国の618商戦のマーケティング | 郭 萌萌(カク モウモウ) (3年生) |
プロジェクト部門
受賞 | 発表テーマ | 代表者名 |
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最優秀賞 | 国際化・人口減少に伴う移民問題 | グエン クアン ヒエン (3年生) |
優秀賞 | 外国人にも簡単! 銀行口座開設 | グエン フィ イェン (2年生) |