道前ゼミが小野市に提案。市内の観光資源を生かした“ウエディング”で町おこしを!

道前ゼミが小野市に提案。市内の観光資源を生かした“ウエディング”で町おこしを!

公開日:2023年11月21日

小野市研究発表会

11月1日(水)、小野市役所にて実施された『令和5年度 小野市研究発表会』で、人間社会学部観光学科・道前美佐緒准教授のゼミに所属する学生が提案発表を行いました。

本学は今年5月、小野市と観光振興に関する連携協定を締結。道前ゼミの学生たちは、その協定に基づき、今秋から小野市の活性化に関する取り組みを行ってきました。そしてこの日、5名のゼミ生が小野市役所を訪問。3組の職員の方に続き、小野市の観光資源を生かした“ウエディング”による町おこし企画「おの恋ウエディング」について発表を行いました。

プレゼン発表

会場には、蓬莱努市長をはじめ、副市長、市職員など多くの方々が。そうそうたる顔ぶれを前に緊張しながらも、同企画の目的、ターゲットと他地域の参考事例、商店街や既存施設でのプラン・演出例などについて説明。また、小野の四季を生かしたテーマウエディングや小野市の特産部を生かした婚礼商品の開発などにも触れ、“日常の小野市”に人が集う環境をつくることが大切、と締めくくりました。

観光学科の学生

小野市長

ゼミ生たちの提案に、審査員からは「今、小野市にある資源を活用した企画」とコメントが。また、蓬莱市長も最後の講評で、「エクラ(市内にある公立の文化交流施設)の企画はすぐに実行してほしい」と話されました。一方で、「仕掛けとしてはいいが、受ける側の分析がもう少しほしかった」とも指摘。「自分たちの発想に酔わず、受ける側の分析をしっかりすることが大事」とアドバイスされました。

ゼミの学生

厳しい言葉もありましたが、その真摯なアドバイスに真剣に耳を傾けていたゼミ生たち。これから社会に出て仕事をしていくうえで、必要な視点や大事にすべきことを身をもって学ぶことができた貴重な経験となりました。

今回の提案発表を経て、小野市うるおい交流館 エクラから「来年3月までに学生と何かイベントを実施したい」とのお話が。今後、実際に企画・運営を行っていく予定です。

地域活性 新着記事

地域活性一覧を見る

資料請求

デジタルブック

ページトップ