東海道・山陽新幹線のグリーン車に備えられているビジネス誌『Wedge』。海洋産業の課題解決に向けた取り組みを特集した12月号に、森隆行名誉教授の寄稿記事が掲載されました。

「課題山積の海事産業 危機はこうして乗り越えよ」と題した本記事。そのなかで、森名誉教授は内航海運業界を「日本の産業と人々の生活を支える非常に重要な産業」と位置付ける一方、「船員の高齢化と船員不足」が最重要課題となっている、とも述べています。

その解決策について、「あらゆる選択肢をタブー視することなく検討し、安定的な国内物流サービスができる体制のために業界一丸となって取り組むことが必要」とした森名誉教授。記事の最後には、「困難なところにこそチャンスがある。海運産業は大変だからこそ魅力のある業界だとも言える。そのことを多くの若者に知ってほしい」と、その思いを綴っています。