2月13日(火)～15日(木)の3日間、『キャリアアップセミナー（ホテル・旅館）』を開講。春休み期間にもかかわらず、本学を含む9大学の学生約50名が参加しました。

ホテル・旅館業界への就職を考えている学生のために開講している同セミナー。本学以外の学生も参加できる短期集中オープン・プログラムとあって、毎年多くの他大学生も参加しています。

講師には、現役のホテル・旅館・教育事業のトップを招聘。ホテル・旅館業界の仕組みと仕事内容、また業界の現状と未来像をお話しいただきます。同業界を志望する学生にとっては、基礎的な知識を身につけるとともに、キャリアデザインを考えるまたとない機会となっています。

1日目：2月13日(火)

初日となった13日(火)は、ホテル・旅館業界から講師をお招きし、それぞれの仕事内容や魅力、取り組みの事例などについてお話しいただきました。

丸1日をかけて、ホテル、旅館、健康増進施設それぞの取り組みや戦略、今後の展望などについて学んだ学生たち。普段はなかなか聞くことのできない業界の裏側について知ることができたようで、初日の講義を終えた学生たちのノートは新たな知識や情報でびっしり埋まっていました。

2日目：2月14日(水)

2日目は、外資系と日本のホテルの特長や取り組みなどについて学びました。午前中は学内での講義、午後からは実際にホテルを訪問。館内見学も行いました。

3日目：2月15日(木)

最終日となったこの日は“就職活動”をテーマとした講義が行われました。就職活動解禁を直前に控えたこの時期、3年生の参加学生たちにとっては最も関心の高いテーマ。これから本格化する就活に役立つ情報が凝縮された講義となりました。

今年度は、計5ホテルの人事担当者を招きパネルディスカッションを行いました。それぞれのホテルの紹介の後は、学生たちからの質問に答える形でディスカッション。自分自身の現在の悩みについてや、担当者のみなさんも「難しい」と頭をひねる鋭い質問まで、 “就職活動”がテーマということもあり、積極的に質問する学生の姿が。この機会を無駄にしないように、とみな前向きに取り組んでいました。

現役のホテル・旅館・教育事業のトップから直接、業界のリアルな現状や戦略などについて学んだ3日間。全講義終了後には、改めて3日間を振り返り、各グループでディスカッションを行い、『一番印象に残ったこと』や『学びになったこと』などを発表しました。

各講義はもちろん、ホテルでの館内見学の際も、積極的に質問をしたり、一つひとつの言葉にしっかりと耳を傾け、メモを取っていた学生たち。朝から夕方まで集中を切らすことなく、真摯に、能動的に取り組んだ3日間のなかで得た、多くの気づきや学びとともに、自分自身のキャリアについて具体的に考える良い時間となったようです。

また、今回参加しなければ出会えなかった同世代のメンバーと、大学の垣根を越え、同じ時間・学び・価値観などを共有できたことも、視野を広げる貴重な経験となりました。