福田ゼミの4年生4名が、『中国四国心理学会』の年次大会で卒業研究をポスター発表
公開日:2024年11月26日
心理学のなかでも感情心理学・社会心理学・パーソナリティ心理学を中心に、議論や研究を行う人間社会学部心理社会学科・福田哲也准教授のゼミ。
同ゼミに所属する4年生4名が、11月9日(土)~10日(日)に開催された『中国四国心理学会 第80回大会』で卒業研究の内容をポスター発表しました。
それぞれのゼミ生が卒業研究への取り組みをスタートさせたのは、3年生の後期。研究テーマは、一人ひとりが自分の興味に基づいて決定しました。そして、先行研究の調査や精読を行い、「どうすれば自身の知りたいことを明らかにできるのか?」を考えながら、研究計画を作成・立案。実験や調査、データ解析、得られた結果の考察を行ってきました。
それぞれの研究内容を、初めて聴く人にもわかりやすく伝えられるよう準備を進め、 この日のポスター発表となりました。
当日は、会場を訪れた他大学の教員、大学生や学部生へ研究内容を説明するとともに、来場者からの質問にも回答。また同様に、他の参加者のもとを訪れ、発表を聴き、研究結果や考え方、発表のやり方を学んだゼミ生たち。多くの方に発表を聴いてもらうだけでなく、質疑応答を通して積極的なディスカッションを行うことができました。
参加したゼミ生4名は、発表の場で来場者からもらったコメントや質疑の内容を踏まえ、現在卒業論文を執筆中です。
『中国四国心理学会』は、中国・四国地方における心理学の進歩と普及を目的に、1942年に設立。1年に1度、学会員と学部学生が“現在進行中”の研究を気軽に発表できる場として、年次大会を行っており、今年度は比治山大学を会場に開催されました。
発表1
発表題目 | 『計画的行動理論に基づく社会的迷惑行為の生起過程の検討』 |
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発表者 | 岸本陽大さん |
発表2
発表題目 | 『学習動機が先延ばしに及ぼす影響 -代表的な認知的変数との比較-』 |
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発表者 | 長谷川智大さん |
発表2
発表題目 | 『対人葛藤方略が受け手側の関係継続意図に与える影響 ―初対面時の対人葛藤場面の検討―』 |
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発表者 | 藤原敬右さん |
発表2
発表題目 | 『帰属スタイルと認知的評価が否定的感情に及ぼす影響―被攻撃場面に着目して―』 |
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発表者 | 夢野来実さん |
※ 4名とも、人間社会学部心理社会学科4年