卒業生とともに、日本の伝統文化に親しむ。十人十色の『しめ飾り体験』
公開日:2024年12月13日
12月4日(水)・11日(水)、World Hall にて『しめ飾り体験』を開催しました。
『しめ飾り体験』は、本学で年末恒例となりつつある国際交流イベントのひとつ。日本の文化に親しむと同時に、日本人学生と留学生との交流を深め、在学生と卒業生とをつなぐ機会となるよう、同窓会組織である有朋会の支援により開催しています。
毎年好評のこの企画、今年は4回実施。計56名の学生が参加しました。
講師は、フラワーアレンジメント制作などで活躍している本学の卒業生。はじめに、しめ飾りの意味や飾る期間などを、時折質問を混ぜながら紹介。参加学生たちは、日本のお正月の習わしを興味深そうに聞いていました。
その後、色とりどりの土台、水引、飾りを前に、どれにしようと目を輝かせながら、それぞれ好きな材料をピックアップした学生たち。思わず笑みがこぼれ、気分も高まるなか、講師から作り方の説明を受け、早速制作を開始しました。
初めての体験に少し戸惑い、周りの様子をうかがう学生もいれば、ホワイトボードに飾られた見本と見比べ、着々と手を動かしイメージを形にしていく学生も。難しいところは参加者同士で助け合ったり、飾りの配置をアドバイスし合ったり。和気あいあいとしながらも、皆集中して仕上げていきました。
「見本を真似しなくていい、飾りの向きも色も好きなように作ってみて」。その講師からの助言通り、参加者の数だけ、色彩もデザインもさまざまな唯一無二の素敵な『しめ飾り』が完成しました。
思い思いのしめ飾りを作り、その出来栄えに大満足な学生たち。お互いの作品を見せ合い、話に花を咲かせていました。日本の文化に触れる経験や卒業生とのつながりを、またひとつ増やすことができた、楽しいひと時となったようです。