『健康サービス企画運営論』で、播磨町が取り組む“部活動の地域移行(地域展開)”に向けて企画立案

『健康サービス企画運営論』で、播磨町が取り組む“部活動の地域移行(地域展開)”に向けて企画立案

公開日:2025年7月4日

アクティブラーニング型の授業

人間社会学部健康学科・スポーツマネジメントコースの『健康サービス企画運営論(担当:山口志郎教授・与那覇秀勲講師) 』では、6月18日(水)に播磨町教育委員会事務局 地域学校教育課の富山茂樹氏をゲスト講師に招聘。アクティブラーニング型の授業を行いました。

播磨町が取り組む『部活動の地域移行(地域展開)』について考える

高齢化社会が加速する日本において、“健康”をキーワードとしたサービス産業はますます発展。健康サービス分野においては、商品やサービス、イベントの企画・運営が求められています。

本科目では、ゲスト講師の課題設定を基に学生自らが企画立案を行うことを目的に授業を実施。昨年度からは、播磨町と締結した連携協定に基づき、同町が取り組む『部活動の地域移行(地域展開)』の課題解決に向けた企画書(提案書)作成に取り組んでいます。

『これからの部活動』についてディスカッション

この日の授業では、『これからの部活動』について、以下のテーマでディスカッションを行いました。

ディスカッション1

ディスカッション2

  • あなたにとっての『部活動』のイメージは?
  • 中学生にとってはどんな形の『部活動』がいいと思うか?
  • どんな『地域指導者』が子どもにとっていいと思うか?
  • 部活動の『地域展開』について、どのようなキャッチコピー等があればいいか?

各グループとも活発なコミュニケーションが図られ、多くの意見が出ていました。

趣向を凝らした仕掛けで、率直な意見が次々に

『部活動のイメージ』については、プラスだけでなくネガティブなイメージについても言及。それぞれの率直な意見が交わされていました。

また、『地域指導者』については、「経験者がいい(正しい指導で成長できるから)」「生徒に寄り添える人がいい(ストレスが緩和されるから)」といった意見が。

各テーマで出た意見は付箋に書き込み模造紙に貼付。一人ひとりの意見を可視化し、全体で共有しました。

意見交換を行う

ディスカッションの役割決めは、進行役や発表者に加え、調整役、盛り上げ役と多様な役割が与えられ、学生たちが楽しみながら取り組めるような工夫も。終始和やかな雰囲気で授業が進められました。

期待を実現し、課題を解決できる提案を

富山氏は最後に、『現在、播磨町が抱えている課題・現状』等について説明。

そのなかでは、中学生や保護者の方を対象に行ったアンケートを元に『部活動』や『地域クラブ』に期待すること、また『地域展開』を進める一方で行政の負担が増加していること、などについても触れられました。

この日の授業を踏まえ、学生たちは播磨町に提案する企画書作成に取り組んでいきます。

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