後藤ゼミの学生が佐用町で地域交流イベントに参画。キャリアインタビューにも挑戦!

後藤ゼミの学生が佐用町で地域交流イベントに参画。キャリアインタビューにも挑戦!

公開日:2026年11月4日

「陰陽師の里」で開催される地域交流イベント1

経済学部経済情報学科・後藤奈々子講師のゼミに所属する3年生が、兵庫県佐用町で開催される地域交流イベント「スターゲート(陰陽師の里 江川フェスティバル)」に参画します。

今年度のゼミ活動では、イベントへの出店に加え、地域で活躍する方々へのキャリアインタビューにも挑戦。地域との交流を通して、人とのつながりや地域の魅力、働くことへの理解を深めていきます。

「陰陽師の里」で開催される地域交流イベントに参画

希代の陰陽師・蘆屋道満(あしやどうまん)と安倍晴明の2つの塚が残る佐用町江川(えかわ)地区では、江川地域づくり協議会が10年以上前から「陰陽師の里」として地域活性化に取り組んできました。

ゼミ生たちが参画する「スターゲート(陰陽師の里 江川フェスティバル)」も、その取り組みのひとつです。会場となる旧江川小学校では、昼間はマーケットやマルシェ、ドローン操縦体験や和紙すきなどのワークショップを開催。地域の魅力を五感で味わえるイベントとして毎年多くの来場者でにぎわいます。

6月19日(金) オンラインミーティング

地域の人とつながる「コースター制作体験」ブースを出店

6月19日(金)には、イベントを主催する企業、江川地域づくり協議会、佐用町役場の担当者とのオンラインミーティングを実施。ゼミ生たちは、当日に出店する「コースター制作体験」ブースの企画についてプレゼンテーションを行いました。

代表の学生は、「子どもから高齢の方まで、誰もが気軽に参加でき、自然と交流が生まれる企画にしたかった」と企画への思いを説明。現地の担当者からも、「幅広い世代が楽しめそう」と好評を得ました。

「陰陽師の里」で開催される地域交流イベント1

一方で、「学生だからこそできる企画がもっとあってもいい」「ブースだけでなく、会場全体を盛り上げるアイデアも期待したい」といったアドバイスも寄せられ、「自分たち自身が楽しめる企画を考えてみてほしい」とエールが送られました。これを受けてゼミ生は、「イベントの雰囲気を十分につかめていなかったため、まずは堅実な企画を考えた」と振り返り、「ここからさらに、来場者の皆さんが楽しめる企画も考えていきたい」と意気込みを語りました。

地域で働く人へのキャリアインタビューにも挑戦

今回のゼミ活動では、イベントへの参画だけでなく、ゼミ生一人ひとりが地域で活躍する方へのキャリアインタビューにも取り組みます。

高校の事務職員や喫茶店のオーナー、日本語学校で働く方など、それぞれが自身の興味や将来の進路を踏まえてインタビュー相手を選定。この日のミーティングでは、候補者や依頼状況について報告を行い、現地の担当者とのつながりや、自分たちでアポイントを取る必要があるかなどを確認しました。

イベント準備と並行しながら、実際に地域で働く人の価値観や仕事への思いに触れるインタビューにも初挑戦します。

地域とのつながりを力に、本番へ向けての準備を加速

ミーティング冒頭の自己紹介では、あるゼミ生のお父さまがかつて江川小学校で教員を務めており、イベント主催企業の担当者がその教え子だったことが判明。思いがけない縁に、その場は大いに盛り上がりました。

ゼミ生たちはここから、本番に向けてコースター制作体験の準備を進めるとともに、学生ならではの新たな企画づくりにも取り組んでいきます。

イベントは10月3日(土)、佐用町・旧江川小学校で開催予定です。
秋の味覚や地域ならではの催しも楽しめる一日です。ぜひ会場へ足を運び、実際に学生たちの挑戦を体験してみてください。

10月3日(土) 「STAR GATE」当日

STAR GATEでのコースター制作体験の様子

6月のキックオフ以降、ブースの準備と並行して、現地の担当者から期待を寄せられた「会場全体を盛り上げる企画」として、ステージイベントの企画にも取り組んできました。限られた時間のなかで試行錯誤を重ね、10月3日(土) にイベント当日を迎えました。

目標のコースター40個を完売

汗ばむほどの陽気となったこの日、会場の旧江川小学校には多くの地域住民が集まりました。

ブースでは、誰もが気軽に参加でき、自然と交流が生まれることを目指して、コースターの販売と制作体験を実施しました。ゼミ生たちは自ら来場者に声をかけてブースに呼び込み、小さな子どもから高齢の方、近隣の日本語学校の学生まで、幅広い人々が参加しました。思い思いのコースターづくりを楽しみながら、学生たちとの会話も生まれ、参加者から学生へちょっとしたプレゼントが手渡される場面もありました。

当初は「本当に売り切れるか心配だった」というゼミ生たちでしたが、用意した40個は無事に完売。目標を達成しました。

子どもと一緒にコースターづくりに取り組む学生
コースター制作体験ブースでの交流の様子

学年を越えて、イベントをつくり上げる

ステージイベントの企画・運営を担当したのは、今年の9月からゼミ活動に参加している2年生のゼミ生たち。当日は臨機応変な対応が求められるなか、3年生のサポートも受けながら、最後まで企画をやり遂げました。2年生にとっては、一つの企画をつくり上げる難しさに立ち向かいながら、仲間と協力して成し遂げる経験となりました。

学生たちが企画・運営したステージイベントの様子

地域の人の仕事や生き方に触れ、自分のキャリアを考える

後藤奈々子ゼミの活動の軸にあるのが、地域で働く人々への「キャリアインタビュー」です。担当教員の後藤講師は、「地域で暮らす人々の仕事や生き方に目を向け、その魅力や価値を共有することも、地域振興につながる大切な取り組み」と考えています。

その理由について、後藤講師は「地域で働く方々に仕事への想いやこれまでの歩みを語っていただくことは、学生が多様な働き方や生き方を学ぶ貴重な機会になります。同時に、地域の方々にとっても、ご自身の経験や仕事の魅力を改めて振り返る機会になればうれしい」と話します。学生にとっても、興味を持った人の話を聞き、その仕事や生き方に触れることは、自分の価値観や将来について考えるきっかけになります。

キャリアインタビューのレポートを展示する学生
展示されたキャリアインタビューのレポートを見る来場者

今回、ゼミ生たちは一人ひとりが佐用町で働くさまざまな人に直接アポイントを取り、現地を訪れてインタビューを実施しました。その内容を各自が模造紙にまとめ、イベント会場に展示しました。学生たちの言葉で綴られたレポートの前では、地域の人たちが足を止め、熱心に目を通す姿が何度も見られました。

将来、喫茶店を開きたいと考えている学生は、喫茶店のオーナーにインタビューを実施。「質問をたくさんでき、簡単には営業を続けられない仕事だということが印象に残った」と振り返ります。日本語学校の先生に話を聞いた留学生は、「これまでは日本語を学ぶ側だったが、教える側の考え方を知ることができた。先生の仕事でもコミュニケーション能力が大切だと学んだ」と話します。

佐用町のマスコットキャラクター「おさよん」について調べるため佐用町役場を訪れた学生は、「佐用町という地名しか知らなかったが、キャラクターのことだけでなく、地域の方々の想いや歴史にも触れることができた」と語りました。

地域の人との交流、イベントの企画・運営、そして地域で働く人々へのインタビュー。佐用町での活動は、地域と関わる経験を重ねながら、自分自身のキャリアについて考えていく取り組みとなりました。

STAR GATEに参加した後藤ゼミの学生たちの集合写真

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