若者視点で開く“麹の可能性” 後藤こずえゼミ・老舗酒造との連携プロジェクトに挑む
公開日:2026年8月5日

社会共創活動として「食」分野に特化した取り組みを行っている、商学部マーケティング学科・後藤こず恵准教授のゼミ。プロジェクトを通して、地域経済の活性化と新たな価値創出を目指しています。
今年度は、ゼミ生約15名が伊丹市に本社を構える老舗清酒メーカー小西酒造株式会社(代表取締役社長:小西 新右衛門 )との「米麹を活用した新商品企画プロジェクト」に挑戦します。
5月18日(月) キックオフ

キックオフとなったこの日は、同社の担当者2名をお招きして、まずは企業概要や本プロジェクトの背景、学生たちに期待することなどお話しいただきました。
学生によるアイデア発表
後半には、学生たちが事前に準備した新商品のアイデアを発表。若者ならではの視点で商品コンセプトを構築しました。
学生たちは「グルテンフリー麹ケーキ」「トロトロ食感の麹チーズケーキ」といったスイーツや、麹を活用したバスボムなど、分析を踏まえ若者の視点を生かし多彩なアイデアを提案。企業担当者からは「健康志向の高齢者にも喜ばれそう」「流通まで見据えた提案で感心した」など前向きな評価をいただくことができました。


実現に向けてブラッシュアップ
学生たちは、今後複数回にわたる酒蔵見学を予定しており、 現場で得た学びと今回のフィードバックを踏まえながら、 企画の精度をさらに高めていきます。
生産・流通・販売といった実現可能性も含めて検討を重ね、11月に予定している最終プレゼンテーションに向けて取り組んでいきます。
7月22日(水) 企画提案&試食・試飲会

歴代のゼミ生たちが企業との商品企画・開発に取り組み、数多くのアイデアを生み出してきた後藤ゼミ。今年度の小西酒造株式会社とのプロジェクトにおいても、どのように“麹”の新たな市場を切り拓いていくのか。若者だからこその視点での提案を模索しています。
企業も驚いた、学生ならではの発想力
5月のキックオフから約2カ月。学生たちは酒蔵見学や企業からのフィードバックを重ねながら企画をブラッシュアップし、7月22日(水)に企画発表と試食・試飲会に臨みました。
「今日はどんな提案が聞けるのか楽しみです」と期待を寄せる担当者お二人を前に、学生たちは次々とアイデアを発表しました。
- タイプ診断を活用したプロモーション企画
- 甘酒を使ったスイーツ
- 塩麹を使ったビビンバとスポーツドリンク
- 米麹を活用したヘアケア商品
枠にとらわれない自由な発想に、「自分たちでは思いつかないアイデア」「やりがいのある提案」と、担当者おふたりからは高い評価が寄せられました。
アイデアを”商品”へ。企業とともに実現性を磨く


試食・試飲では、「完成度が高い」「レストランなら商品化できそう」「人気が出そう」といった評価がある一方で、販売場所や市場規模、ターゲット設定、商品の差別化など、商品化に向けた具体的なアドバイスも。
たとえば、
「まずは大学で販売し、反応を見てはどうか」
「ノンアルコール市場は伸びているが競争も激しい」
「栄養価を数値で示せると、さらに魅力が伝わる」
など、企業ならではの視点から実践的な助言も。学生たちは、”魅力的なアイデアを考えること”だけではなく、消費者や市場を理解し、実現可能な形へ磨き上げていくプロセスの重要性を学びました。
“商品化”に向けてさらなる挑戦へ
企業から寄せられた評価と課題。その両方を受け止めながら、学生たちはここからさらに企画をブラッシュアップしていきます。
“麹”という伝統的な素材に、若者ならではの視点で新たな価値を見出す挑戦。
学生たちのアイデアが、これからどのような商品やサービスへと形になっていくのか、今後の展開にご期待ください。












