子どもたちとの交流で学ぶ「伝える」こと。「マルチスポーツ体験教室」でダンス指導

子どもたちとの交流で学ぶ「伝える」こと。「マルチスポーツ体験教室」でダンス指導

公開日:2026年9月29日

マルチスポーツ体験教室1

大学生からスポーツの楽しさを伝えることで、青年期以降の運動部活動や生涯スポーツへの参加促進につなげることを目的に、豊中市が主催している「マルチスポーツ体験教室」。本学では毎年、学生たちが講師として参加しており、今年度は野球、スナッグゴルフ、ふうせんバレーボール、バドミントン、バスケットボール、ダンスの6種目を実施しました。

今年度も、経済学部経済学科・伊藤淳准教授の呼びかけで、多くの学生たちが参加。8月19日(水)には、ダンスの体験教室が行われ、子どもたちと一緒にダンスを楽しみました。

なお、本活動は、共同研究者として関和俊教授と北村裕美教授、協力教員として内田遼介准教授(いずれも人間社会学部人間健康学科)も関わっています。

自分たちでダンスを「考え」「教える」

子どもたちにも人気の映画のテーマソングを使った「ダンス」を担当した学生たち。振り付けも自分たちで考えました。とはいえ、踊るのは自分たちではありません。子どもたちが無理なく踊ることができ、かつ楽しみながら覚えられることを意識しながら、動きや構成を工夫しました。

「自分たちができること」と「相手にできるようになってもらうこと」は、同じではありません。

子どもたちにどう伝えればわかりやすいのか。どこから教えればいいのか。
子どもたちの様子を見ながら、一つひとつの振り付けを教えていた学生たち。

「できる」を「伝える」に変える難しさ

当初は動きを確認しながら踊っていた子どもたちも、繰り返し練習するうちに少しずつ振り付けを覚え、学生たちと一緒に楽しそうに体を動かしていました。

マルチスポーツ体験教室2
マルチスポーツ体験教室3

その姿を見ながら、知識や技術を「持っている」ことと、それを相手に「伝えられる」ことの違いを実感した様子の学生たち。

相手に合わせて説明の仕方を変える。
相手の反応を見ながら進め方を考える。
そして、教える側だけが一方的に進めるのではなく、一緒に楽しむ。

実際に子どもたちと向き合うことで、「伝える」ためには相手を見ることが欠かせない、ということに気づく機会にもなりました。

子どもたちとの交流が、「学び方」も変えていく

今回の活動は、子どもたちにスポーツの楽しさを伝えるだけの時間ではありません。
学生たちにとっては、「教える側」に立つことで、普段とは違う視点から「学ぶ」ことを考える機会にもなりました。

誰かから教えてもらうとき、その人がどんな工夫をして伝えてくれているのか。
自分にとって「わかりやすい」とはどういうことなのか。
「教える」経験は、「教えられる側」の受け取り方にも新しい視点を与えてくれます。

子どもたちと一緒に体を動かし、交流するなかで、学生たちは、スポーツの楽しさはもちろん、人に何かを伝えることの難しさと面白さ、相手に合わせて工夫することの大切さを実践的に学ぶことができました。

本学では、地域の方を対象としたさまざまな活動を通して、学生と地域との交流を図っています。これからも地域とのつながりを生かした実践の場を通して、学生たちの学びを深めていきます。

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