データサイエンスコース/情報システムコース
最終更新日:2025年5月12日
公開日:2023年6月14日
データサイエンスコース
どうすれば経済データを駆使して高度な意思決定ができるか。
人の行動や社会、経済の動きなど、膨大なデータがあふれている現代社会。経済学の知識と、多様なデータを正しく扱う情報処理のスキルをもとに社会の動向、本質や問題点を見極める力を養い、経済情報を創造的に活用することができる人材を育成します。
データサイエンスとは
データサイエンスという分野が生まれてきたのはなぜ?
情報通信技術(ICT)の飛躍的な発展によってさまざまな取引を電子的な形態で行うことが可能になり、膨大な量の取引関連データを得ることも可能になりました。データサイエンスとは、これらのビッグデータを分析し、ビジネス現場の課題解決に活用することを目指すべく生まれてきた学問分野です。データサイエンティストを目指す方はデータの分析手法、データベースの整理と抽出方法、アルゴリズム、プログラミング、人工知能(AI)や機械学習といった技術をしっかり学ぶことが求められています。
3年 森山 優丈さん
兵庫県立姫路商業高等学校出身
このコースの魅力は、プログラミングなど専門的な情報知識を深く学べること。「データベース」の授業ではExcelの使い方を身につけ、今ではグラフを作るなど自由に使いこなせるようになりました。ほかにも私は、ネットでのトラブル例や対処法を学ぶ「ネットコミュニケーション」、身を守るための法律知識を学ぶ「民法A」など、普段の生活にも役立ちそ うな授業を好んで取っています。将来は、授業で学んだ知識を生かして、信用金庫など地域の方々のお悩みを解決するような仕事に就きたいと考えています。
印象に残った授業
アジア経済論
経済に大きな影響をもたらした過去の歴史について、深く掘り下げて学びます。
ピックアップ授業
経済情報処理I
データを活用した経済分析を実施
経済をはじめ世の中のあらゆる動きは、データや資料にもとづいた分析をしたり、議論を行ったりすることが欠かせません。この授業ではパソコン教室でワープロ・表計算ソフトウェアの実習を行い、経済分析を行うための基礎となる情報処理能力の習得を目指します。効果的な情報伝達(プレゼンテーション)の手法も学びます。
シミュレーション
コンピュータで社会・経済を分析
「もしも経済がこうなったら、この先どうなるんだろう?」など、現実には試すことのできないさまざまな社会現象や経済現象をコンピュータ上で条件を変えながらシミュレーションし、模擬的に描き出しながら分析や予測を行い、理解していきます。経済学的な思考のみならず、ITスキルも身につけることができます。
情報システムコース
どうすれば、情報システムを使いこなして社会を支えることができるか。
企業にとって欠かせないインフラとなっている情報システム。その運用によって、経営が大きく左右されることも珍しくありません。経済・経営の知識とともに情報技術を学ぶことで、情報を分析し、システムを構築することができる人材を育成します。
非代替性トークン(NFT)とは
デジタル作品に所有証明を付けて取引できるのはなぜ?
非代替性トークン(NFT)とは、ブロックチェーン(分散型台帳)上に記録することで、あるデジタル作品を所有していることを示す、偽造困難なデジタル所有証明書のことです。この技術が生まれたことにより、アートや音楽、コレクターアイテムなどを所有証明付きで取引することが可能になりました。今後、新たな経済圏・経済取引が生み出されることが期待されている一方で、法規制の遅れ、ハッキングによるNFTの搾取、詐欺などの課題も残されています。
3年 赤井 美海さん
私立神戸龍谷高等学校出身
文系なのでプログラミングの知識はゼロでしたが、授業で出される課題と向き合い、友人とともにエラーをたくさん出しながら「C言語」と「Java」を学びました。プログラミングは難しそうという先入観がありましたが、実際にやってみると意外と面白い!私は数学が好きなのですが、数を公式に当てはめていくのと近い感覚があることに気づきました。情報システムの知識はどの業界でもニーズがあるので、将来は情報の力を使って商品やイベントの企画をして、人を喜ばせる仕事をしたいと考えています。
印象に残った授業
プログラミングⅠ
C言語を基礎から学びます。別の授業でJavaも学ぶことで、比較しながら学べました。
ピックアップ授業
経済情報処理Ⅰ
データを活用した経済分析を実施
経済をはじめ世の中のあらゆる動きは、データや資料にもとづいた分析をしたり、議論をしたりすることが欠かせません。この授業ではPC演習室でワープロ・表計算ソフトウェアの実習を行い、経済分析を行うための基礎となる情報処理能力の修得を目指します。効果的な情報伝達(プレゼンテーション)の手法も学びます。
コンピュータで社会・経済を分析
C言語やJavaをマスターする
「もしも経済がこうなったら、この先どうなるんだろう?」など、現実には試すことのできないさまざまな社会現象や経済現象をコンピュータ上で条件を変えながらシミュレーションし、模擬的に描き出しながら分析や予測を行い、理解していきます。経済学的な思考のみならず、ITスキルも身につけることができます。