経済情報コース/情報システムコース
最終更新日:2023年8月17日
公開日:2023年6月14日
経済情報コース
どうすれば、経済データを駆使して高度な意思決定ができるか。
人の行動や社会、経済の動きなど、膨大なデータがあふれている現代社会。経済学の知識と、多様なデータを正しく扱う情報処理のスキルをもとに社会の動向、本質や問題点を見極める力を養い、経済情報を創造的に活用することができる人材を育成します。
4年 岩田 龍門さん
鳥取県立米子工業高等学校出身
数学やパソコン操作が好きだったので高校の情報科に進学。大学進学では、経済学を基盤に情報を学べる大学を探したところ、流科大を知り志望しました。高校で習ったよりもさらに高度な情報の勉強ができ、手ごたえを感じています。印象的だったのが「計量経済分析」の授業です。データを統計分析して経済理論を検証する授業で、たとえば天候の変化によって特定の商品の売り上げが変動し、人々の生活動向にも影響を与えることなどを実証しました。私は卒業後、鳥取県に戻り、公務員として働いて地域に貢献したいと思っています。少子高齢化が進む故郷をなんとか活性化したいのですが、その施策に大学で学んだ情報の勉強を生かすことができたらうれしいです。
//PICK UP!授業//
意思決定論
データを用いた意思決定手法を学ぶ
データを用いた意思決定手法を学ぶ
会社の経営や仕事をする上で「新店舗はどこに作るか」「仕入れの数はどうするか」など、さまざまな意思決定が必要となります。これらは勘や憶測ではなく、データにもとづく意思決定をすることで最適な判断が可能となります。その際に用いる各種意思決定の手法について、表計算ソフトウェアを用いて学習します。
経済情報処理I
データを活用した経済分析を実施
データを活用した経済分析を実施
経済をはじめ世の中のあらゆる動きは、データや資料にもとづいた分析をしたり、議論を行ったりすることが欠かせません。この授業ではパソコン教室でワープロ・表計算ソフトウェアの実習を行い、経済分析を行うための基礎となる情報処理能力の習得を目指します。効果的な情報伝達(プレゼンテーション)の手法も学びます。
シミュレーション
コンピュータで社会・経済を分析
コンピュータで社会・経済を分析
「もしも経済がこうなったら、この先どうなるんだろう?」など、現実には試すことのできないさまざまな社会現象や経済現象をコンピュータ上で条件を変えながらシミュレーションし、模擬的に描き出しながら分析や予測を行い、理解していきます。経済学的な思考のみならず、ITスキルも身につけることができます。
情報システムコース
どうすれば、情報システムを使いこなして社会を支えることができるか。
企業にとって欠かせないインフラとなっている情報システム。その運用によって、経営が大きく左右されることも珍しくありません。経済・経営の知識とともに情報技術を学ぶことで、情報を分析し、システムを構築することができる人材を育成します。
4年 葛井 あすかさん
兵庫県立鳴尾高等学校出身
中学・高校を通じてパソコンを使うのが好きで、大学で専門的に情報を学びたいと思い、このコースを選びました。情報分析に関する授業では、データを表計算ソフトで集計した後、グラフなどで可視化し、さらにその結果を分析して顧客管理や経営戦略に使う方法を学びました。難しい課題もありましたが先生方が丁寧に教えてくださるので、楽しく学ぶことができています。また、授業で業界研究をしたり、企業と連携して課題を解決するプログラムに参加したりする経験からも手ごたえを感じました。卒業後はウェブ系の広告代理店や、マーケティング会社で仕事をしたいです。
//PICK UP!授業//
情報ネットワークI・Ⅱ
情報社会のインフラを多面的に理解
情報社会のインフラを多面的に理解
私たちの生活の中にスマートフォンやインターネットが溶け込んでおり、もはや情報ネットワークは社会の中のインフラとしてなくてはならない存在です。「情報ネットワークⅠ」では、情報ネットワークの進展や仕組みを理解し、「情報ネットワークⅡ」では、情報ネットワークの正確性や安全性など技術について学びます。
コンピュータシステム
コンピュータの実践的知識を学ぶ
コンピュータの実践的知識を学ぶ
国家資格である基本情報技術者試験の出題範囲を中心に、コンピュータシステムのハードウェアとソフトウェアについて学びます。メモリや磁気ディスクなどの記憶装置・入出力装置から、オペレーティングシステムの各種機能まで段階的に解説。毎回の授業で、基本情報技術者試験の過去問題を解く演習も行います。
プログラミングⅠ・Ⅱ、
応用プログラミング
C言語やJavaをマスターする
C言語やJavaをマスターする
私たちがパソコンやスマートフォンで日常的に使っているアプリやプログラムは、すべて誰かの手によって開発されています。これらの授業では、最も代表的なプログラミング言語であるC言語やさまざまな分野の開発で広く使われているJavaを題材に、勉強と演習を通じてプログラミングをマスターしていきます。