流通科学研究科 教育課程編成・実施の方針
最終更新日:2021年6月7日
公開日:2019年4月12日
2018年度まで
ディプロマ・ポリシーに規定した修士課程及び博士後期課程の目的を達成するため、カリキュラム・ポリシー(教育課程方針)を以下のように定める。
修士課程
- 理論的・実証的な課題を研究するために必要な科学方法論を、「方法論研究」として開講する。
- 流通科学諸分野における豊かな学識と高度な研究能力を備えた研究者及び高度専門職業人を育成するために必要な基礎科目を、「特論」として設置する。
- 特定の流通科学諸分野において高度に専門的な研究指導を行い、修士論文の作成を指導するため、「演習科目」を設置する。
- 高度専門職業人の育成において、より実践的・課題解決的な「実学系演習科目」を配置する。
この実学系演習科目の一つとして「課題演習」を配置する。修士課程の目的に応じ適当と認められるときは、この課題演習について高度に専門的な研究指導を受けることで、修了時にそれを「課題研究の成果」として提出し、通常の修士論文に替えることができる。
博士後期課程
- 特定の流通科学諸分野において、修士課程よりもさらに高度の専門的な研究指導を行い、博士論文の作成を指導するため、「特殊演習科目」を設置する。
- 教員としての実践教育を支援するため、修士課程の実学系演習科目2科目の「教育補助」を担当させるものとする。
2019年度から
流通科学研究科は、流通科学諸分野(狭義の流通科学分野としては、流通・マーケティング研究分野、また、関連科学諸分野としては、経営管理研究分野、ファイナンス研究分野、空間市場・データ分析研究分野、経済研究分野)の理論及び実践に関する総合的・国際的な教育研究を行い、豊かな学識と高度な研究能力を備えた研究者及び高度専門職業人を養成すること、また、アジアの流通の発展を担う人材を育成することを目的に、以下のような教育課程を編成する。
修士課程
- 理論的・実証的な研究の基礎となる科学的方法論を備えるために必要な科目を、「方法論研究」として設置する。
- 流通科学諸分野における豊かな学識と研究能力を備えるために必要な科目を、「特論科目」として設置する。
- 高度専門職業人の育成において、より実践的・課題解決な能力を備えるために必要な科目を、「実学系演習科目」として設置する。
- 特定の流通科学分野について、高度に専門的な研究を行い、修士論文を作成するために必要な科目を、「演習科目」として設置する。
博士後期課程
- 流通科学諸分野における豊かな学識と高度な研究能力を備えるために必要な科目を、「特殊研究科目」として設置する。なお、演習指導教員が必要と認めるときは、「プレレキジット制度」に基づく修士課程開設の授業科目の履修を求めることがある。
- 自立した研究活動の一環として担うことになる教育実践能力を備えるために必要な科目を、「実習科目」として設置する。
- 特定の流通科学分野について、高度に専門的な研究を行い、独創性があり、当該分野の学問研究に一定の貢献を行いうる博士論文を作成するために必要な科目を、「演習科目」として設置する。