スポーツ健康コース/スポーツマネジメントコース
最終更新日:2023年7月10日
公開日:2023年6月14日
スポーツ健康コース
どうすれば、スポーツを通じて人々の健康を実現できるのか。
健康は人間や社会にとって最も大きな関心事の一つです。科学的な根拠にもとづく健康づくりや、地域や社会における健康への取り組みをサポートできる知識、ノウハウ、実践力を持ち、社会に貢献することができる人材を育成します。
3年 川添 敬斗さん
愛媛県立松山商業高等学校出身
中学生の時から軟式野球を続けてきましたが、けがに悩むことが多かったので、大学では体のことを知り、ケアの方法などの知識を身につけたいと考えました。興味深かった授業は「エイジングフィットネス論」です。加齢に伴う身体の変化を学び、健康で長生きするための生活習慣を知ることは、家族や将来の自分自身に生かせると感じました。市と連携して児童対象のスポーツ教室を開催したり、中高年に向けて体力測定をしたりするなど、社会と連携したプログラムへの参加も今後の自分に生かせると思います。ここでの学びをもとに卒業後は、幅広い分野で人の健康に貢献する仕事に就きたいと思っています。
//PICK UP!授業//
地域ボランティア実習
学生主体でスポーツ教室を開催
学生主体でスポーツ教室を開催
子どもたちを対象にしたレクリエーションスポーツ指導や、中高齢者を対象とした健康づくり教室などを学生自ら企画・運営。実際の指導を通して、相手に分かりやすく伝えたり、楽しませたりするコミュニケーション能力や社会人に欠かせない協調性といった能力も養うことができるなど、魅力ある実践的な科目です。
健康運動科学実習
実践的な運動指導力を身につける
実践的な運動指導力を身につける
健康の維持、スポーツパフォーマンスの向上など、あらゆる場面に必要な測定方法や評価方法を、専門機器を用いて実習します。目的に合ったトレーニング技法の習得だけでなく、健康づくりに関する事例研究なども実施。「健康運動実践指導者」や「JATI認定 日本トレーニング指導者」といった資格に関連した科目内容となっています。※資格は人間健康学科にて受験資格取得可
野外教育活動演習
ニーズの高い野外活動を実践で学ぶ
ニーズの高い野外活動を実践で学ぶ
キャンプや登山人気の高まりで市場が拡大している野外(アウトドア)活動に関わるスキルを高めるため、実際に野外活動を実施。登山活動やキャンプファイヤーなどを学科の学生間で協力しながら行うことで、自然環境の中で他者と協力することや、課題解決能力を身につけるとともに、自ら行動する力を養っていきます。
スポーツマネジメントコース
どうすれば、スポーツビジネスを盛り上げることができるのか。
スポーツには、ビジネスやエンターテインメントとしての魅力があり、社会や時代の動向とも深く結びついています。スポーツをビジネスとしてマネジメントし、文化的な価値や社会への影響力を高め、支えることができる人材を育成します。
3年 武川 琉那さん
神戸市立須磨翔風高等学校出身
小学生から始めた卓球を現在も続けています。大学を選ぶとき、スポーツを競技としてだけでなく理論面からも探究したいと思い、人間健康学科がある流科大を志望しました。私は試合直前に緊張し、実力を発揮できないことがあるのですが、この授業を受けて、緊張感をうまく生かして試合に臨む考え方や方法を知りました。これを自分の競技に役立て、またメンタルの調整に悩む人を助けることができたらいいと思っています。このコースで学ぶ中で、スポーツイベントのスポンサーになったり、選手を支援したりしてスポーツを支える企業があることを知りました。そのような企業に就職し、卒業後もスポーツに関わりたいと思います。
//PICK UP!授業//
スポーツマーケティング
スポーツビジネスの戦略を考察
スポーツビジネスの戦略を考察
スポーツには、参加する、観戦する、支えるといった多様な関わり方があり、それぞれの市場でビジネスとしての仕組みを構築することが欠かせません。この授業では、スポーツイベントやフィットネスクラブ、地域スポーツクラブなど、スポーツに関わる専門的な知識と実践的な問題意識をマーケティングの観点から学びます。
健康サービス企画運営演習
企画・運営を通して提案力を養う
企画・運営を通して提案力を養う
健康に関する商品やサービスの分析および企画・運営などをトータルに学びます。健康に関わるイベントの運営や、プロスポーツクラブと連携した運営演習を実施。現場での経験を積むと同時に、現場で得た課題を今後に生かすとともに、学生自ら企画を考えて改善案やオリジナルプランを提案するという実践的な内容です。
スポーツ施設マネジメント
フィールドワークで施設運営を実体験
フィールドワークで施設運営を実体験
近年スポーツスタジアムを核としたまちづくりが注目されています。2025年に完成する神戸アリーナもその一つであり、周辺地域の活性化への期待が高まります。この授業では、多様なスポーツ施設に関するマネジメントの基礎を学び、実際にスポーツ施設でフィールドワークを実施。運営のノウハウを学びながら視野を広げます。