試行錯誤したアイデアへの反応は?【I-1グランプリ】中間プレゼンテーション会開催
公開日:2019年12月4日
11月30日(土)、【第3回神戸学生イノベーターズ・グランプリ(通称:I-1グランプリ)】の中間プレゼンテーション会を本学にて開催しました。
神戸土産で有名な『神戸プリン』を製造するトーラク株式会社の協力のもと、9月からスタートした本企画。本学の学生をはじめ、神戸芸術工科大学、兵庫県立大学、神戸商業高等学校から、計44チーム・約200名の学生・生徒が『「神戸プリン」をもっと地元・神戸に愛される商品にするには?』というテーマで取り組んでいます。
そしてこの日、2カ月かけて考えたアイデアをまとめ、中間プレゼンに臨みました。 どのチームも、提案内容、現状分析、市場調査、コンセプト、ターゲット層、価格設定、得られる効果など、伝えるべきことを端的にまとめていたものの、堂々と発表できたチーム、逆に思ったように発表できなかったチームなど、さまざまでした。
発表後は、チームごとに審査員から講評。学生・生徒ならではの斬新なアイデアや発想が高く評価される一方、テーマからずれていたり、発表内容に矛盾があったり、説明が的確でなかったり、と厳しい指摘もありました。しかし、その言葉に学生・生徒たちも気づけたことがたくさんあり、最終発表に向けてより良い提案につながるいいアドバイスになったようです。
今回、評価してもらった点、指摘のあった点、アドバイスいただいた点をしっかりブラッシュアップして、最終発表に臨んでほしいと思います。
学生・生徒たちの中間プレゼンの後には、商学部マーケティング学科の東利一教授による『イノベーティブな事業企画を目指して』というテーマのミニ講義も開講。最終発表に向かう学生・生徒たちにとっては、とても有意義な内容になったのではないでしょうか。
最終プレゼンテーション会は、来年2020年1月11日(土)、本学にて開催します。
I-1グランプリとは
流通科学大学が2009年から行っている『課題解決プログラム』。 社会に新しい価値をもたらす変革(イノベーション)を起こす知恵を備えた人材育成を目的として、企業が直面している課題を学生らしい視点やマーケティング手法を活用して解決・提案する企画です。
2018年度【第2回I-1グランプリの様子】
開会式 中間プレゼンテーション会 最終プレゼンテーション会『マーケの力で社会を豊かに』
企業や地域・自治体が抱える課題の解決に、学生がマーケティングの知識を生かして取り組む
「社会共創プログラム」。
幅広い業界の企業や、地域とコラボレーションして、学生たちが調査・企画・提案から、
商品化・実用化までを実施。
目指す業界で求められる問題解決力を身につけます。