『リーダーシップ』に大切なのは、状況に応じた臨機応変な対応!
公開日:2020年11月23日
1年間にわたり、クラブ・サークルをまとめるリーダーに必要不可欠なスキルの習得などを行う『課外活動プログラム』。11月18日(水)に第8回目を実施しました。
この日は、本学商学部マーケティング学科・亀谷涼特任講師による最後の『リーダー養成講座』を行い、各クラブ・サークルの代表者65名が参加しました。
最終回のテーマは、『リーダーシップ論』。リーダーシップを学ぶことは、自分自身の行動の振り返りや状況に応じた臨機応変な対応につながります。まさに、最終回にふさわしい『振り返り』の講義となりました。
まず最初に、【PM理論(=行動論)】や【SL理論(=条件適合理論)】について説明。リーダーシップを、『 Performance (目標達成能力)』『 Maintenance (集団維持能力)』という2つの能力要素で構成した【PM理論】を用いて、自分の行動タイプを確認しました。
また、感情を適切に対処して良い方向に導く『 EQリーダーシップ』の指針に基づき、自身の『 EQコンピテンシー(行動特性)』についても考えました。さらに、 このEQリーダーシップ論における代表的な6種類のリーダーシップを紹介。“共鳴”を生み、業績を向上させる前向きなスタイルだけでなく、注意が必要な危険なリーダーシップスタイルにも言及しました。
亀谷講師は最後に、「リーダーシップにおいて最も大切なのは、周りの状況に応じた臨機応変な対応である。それにより、幅広い人に対応できるリーダーシップ性が身につく」と、学生たちに伝えました。
自分自身を振り返ることで、自己の特性を知り、良さを再発見し、さらなる学びが必要なことを分析した各クラブ・サークルの代表者たち。今後のリーダーシップにどう生かしていけばいいのか、を見つめ直す機会となりました。
次回の『課外活動プログラム』は、12月2日(水)に実施。『リーダー養成講座』全6回すべてに参加した学生への修了書授与と、引継ぎ説明会を行います。