『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ』で、山川ゼミ&長坂ゼミがW受賞!
公開日:2021年3月8日
2月21日(土)、『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ(一般社団法人社会人基礎力協議会主催)』の近畿地区予選大会がオンラインにて開催。人間社会学部観光学科・山川拓也准教授のゼミが最優秀賞を受賞し、全国大会への出場を決めました。
【人生100年時代の社会人基礎力】の育成に資する「大学の取り組みと、それにより成長を遂げた学生の多様な実例を審査・表彰し、その周知を図ることを目的に実施されている、『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ』。厳正なる書類審査を通過したチームが地域予選に進み、各地域の上位2チームが全国大会へ出場することができます。
この日行われた近畿地区予選大会には、近畿2府5県から6大学・9チームが参加。本学からは、商学部マーケティング学科・長坂泰之准教授のゼミと、人間社会学部観光学科・山川拓也准教授のゼミが出場しました。
2番目に発表を行った山川ゼミは、読売旅行と協働した『海外旅行企画コンテスト』への取り組みについて紹介。それによって培うことができた力や得た学び、また多国籍なメンバーでの取り組みだったからこそ気づけたこと、などをプレゼンテーションしました。
4番目に登場した長坂ゼミは、地域のさまざまな商店街での取り組みや、コロナ禍で中止となった活動に代わる新たな取り組みについて紹介。ひとつひとつは小さくても、さまざまな取り組みを行うことで『計画力』や『柔軟性』『主体性』を身に付けることができた、と話しました。
全チーム発表後の審査を経て、3名の審査員の方々は「今年は甲乙つけがたかった」と口を揃えました。「昨年に比べて全体的にレベルが高く、どのチームの発表も本当に素晴らしかった」と。そのなかで、山川ゼミは最優秀賞を、長坂ゼミは審査員特別賞を受賞。本学から参加した両ゼミが賞を受賞するという、素晴らしい結果となりました。
山川ゼミの受賞の理由について、審査員の方々は「企業の視点の厳しさに触れて、勉強をしながら取り組んでいったことが伝わってきた」「国籍は異なるチームであるにも関わらず、ここまで企画をまとめた点に感心。その背景の努力を感じることができた」と評価。
一方で、「企業とのやり取りで自分たちに何が足りないと気づき、それに対してどんな知識を学び、乗り越えたかなどがわかるともっと良い」「チームのなかでの衝突などもあったと思う。その点をどのように乗り越えたのかなども知りたい」と、今後に向けたアドバイスもいただきました。
また、長坂ゼミの発表に対しては、「元気に発表される学生に、活動への積極性と達成感を感じた。交流した先輩社会人の経験話を傾聴し、深く理解しようとしている」「長坂先生の意向をくみ取り、全員が前向きに、そして楽しく課題に取り組んでいる様子が非常に伝わった」との評価をいただきました。
【社会人基礎力育成グランプリ・全国決勝大会】は、3月17日(水)にオンラインにて開催されます。最優秀賞を受賞した山川ゼミは、この日いただいたアドバイスを生かし、近畿地区代表として『社会人基礎力大賞』を目指します。
【社会人基礎力】とは・・・
2006年に経済産業省が提唱。
職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、“前に踏み出す力” “考え抜く力” “チームで働く力”の3つの能力(12の能力要素)から構成されています。年々、その重要性は増しており、人生100年時代ならではの切り口・視点が必要だとして、2017年に新たに【人生100年時代の社会人基礎力】と定義されました。
全国大会:2021年3月17日(水) オンライン開催
『人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ』2020年度地区予選大会結果発表